１１日に発売されたドラクエ９。僕は１１日の午前中に予約しておいた近所のコンビニで買ってきて、テニスに行く前に小一時間だけプレイ。夜、家に帰るとアマゾンで予約注文しておいた息子用の２本目が届いていましたが、息子はいまドラクエ８をやり直しているところなので、すぐには始めない様子。僕は夜にまた小一時間プレイしました。

　日曜日は朝からずっと忙しく、全然やる暇なし。挙げ句にボールが目に当たったのでやる気力もなし。月曜日に朝起きて会社に行く前にまた小一時間プレイ。ようやくルイーダと会うことができました。まだ３日間でトータル２時間そこそこしかやっていないなんて、過去のドラクエ発売時とは随分と情熱に差があります。

　こうなった理由はいくつか考えられます。個人的にたまたま忙しかったということ。前作よりも５才年を取ってゲームに対する情熱が衰えた上に、集中する気力体力も５年分衰えたということ。ＤＳの小さな画面ではなおさら疲れやすいということ。そして、ドラクエ９自体の魅力が少々過去の作品に比べて落ちるのではないかということも大きな理由です。

　これまでのドラクエは始めるとともに本当にワクワクしました。「おーっ、またこの世界に戻ってきた」と感激にひたれるほどに魅力的でした。ところが今回は「あー、はいはい、いつものお約束の世界ね」という、どっちかというとマンネリ感が漂っているのです。

　もちろんシステムや設定はいろいろ変わっていますが、それでもどこかのＲＰＧで見たことがあるようなものばかりで、とりたてて斬新なものは感じられません。もちろんドラクエの世界観というものを大事にしているからこそだと言うのもわかりますが、この「ワクワク感不足」は致命的にまずいんじゃないかと思います。それこそがドラクエの肝の部分ですから。

　そう感じているのが僕だけなら構いませんが、いろいろネットで見ていても評価は必ずしも低くはないけど高くもないというところ。それこそが僕が感じている「よくできてはいるけど、わくわくしない」せいではないかと思ったりもします。

　もちろん、まだ２時間そこそこしかプレイしていないので、これでドラクエ９の評価を下すのは早すぎます。別にやりたくないわけでも退屈しているわけでもないですし、もっと進めていけばどんどん面白くなるということも十分に考えられます。またしばらくしたらレビューします。