幹事クリタのコーカイ日誌2009

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6月10日 ● 別れても好きな人。ココリコ遠藤と千秋。

 「笑っていいとも」のテレフォンショッキングのコーナーで、ココリコの遠藤が離婚した妻の千秋を指名したことで話題になっています。昨日出演した千秋は、遠藤が娘のお弁当を週に一度は作っていることや、今は再婚はないけど60歳になってお互いにひとりだったらあるかも、などと語ったそうです(こちら)。

 このカップルは以前から芸能誌などで取り上げられていて、別れたにも関わらず仲が良いというか、なんだかんだと交渉を持っていることを報じられていましたが、それを本人たちが公に認めたカタチになりました。

 世の中には別れた男女は憎み合っていて顔も見たくないはずだ、と思っている人もいますし、実際別れた瞬間に相手のすべての痕跡を抹消するという女性の話はいくらでも聞いたことがあります。女性はあまり後をひかない人が多いですからね。

 男性の場合は意外とひきずっていることが多いので、そうでもないんですが、それはあくまでも振られた場合であって、自分から振った場合はやはりあまり関わらないようにするのが一般的でしょう。もちろん、それで他の女に振られると急に振った女に戻ってくる「ブーメラン男」も多いですけど。

 ただ別れた後にもうまく関係を構築できると、これは男女の間でも「友情的」な愛情が育ちます。あくまでも「友情的」というのは、本来の友情に比べればずっと微妙で危ういところがあるからで、そこはやはり愛し合った男女ですから、同性の友情のようにすっきりあっさりとはしません。友情よりも強いけれど、友情よりも脆いという愛情です。なにせいつ「ヨリを戻す」かわかりませんから、そりゃ友情とは違うでしょう。

 遠藤と千秋の本心はもちろんわかりませんが、テレビのこちら側から見ている限りは、まだお互いに心はつながっている感じが伝わってきます。ある意味、体の関係よりも心の関係の方が、結びつきが強いと「厄介」です。プラトニックなまま心が結びついていると、その気持ちはちょっとやそっとでは切れるものではありません。

 もともと女性はココロで恋愛をする人が多いのですが、男性もある年齢になって肉体的な欲望よりも精神的な結びつきを求め始めると、相手に対する愛情がより深く長く続くようになります。そういう愛情を男性から得られたら、女性は本当に幸せだと思いますが、なかなか若いうちは難しいです。

 離婚したのに、千秋は幸せ者ではないかと思いました。