幹事クリタのコーカイ日誌2009

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5月31日 ● 「今日はいい日だ」と唱えること。

 会社の同僚のM崎くんはいろいろと健康に生きるためのことを考えていて、ランチを一緒に食べると教えてくれます。彼は大きな病院の息子にも関わらず、あまり西洋医学を信じていなくて、むしろスピリチュアル的な方向から健康になろうとしているようです。つまり薬に頼るのではなく、気持ちの持ち方で人間が本来持っているエネルギーを引き出し活性化していくようなことです。

 いろいろと本を読んだり講演を聴きに行ったりしているようで、先日教えてくれたのは「今日はいい日だ」というのを毎日100回唱えると健康になれるという話でした。なんでも長者番付に毎年載っている斉藤一人という人が言っていることだそうで、うちのカミさんが高血圧で入院したことを話したところ、その言葉を唱えた方が薬を飲むよりも良いんだと教えてくれました。

 昔から「病は気から」という諺があるように、くよくよしたり愚痴ばかり言っていると、どんどん精神的に病んでいき、それが体調不良にもつながるということはありそうな話です。健全な身体は健全な精神があってこそ。だから病気になったらまず精神面から向上させていくというのは理に適っています。

 また100回も言うというのは大変そうですが、M崎くんが言うには「たったの2分でタダで健康になれるかもしれないんだから、やって損はないでしょう」ということで、確かにそれもその通り。お金がかかるわけではないですし、時間もほんの2分程度なら惜しくもありません。

 実際にやるやらないはともかくとして、こういう考え方はなかなか参考になります。ついつい僕のように先を見て心配してしまうタイプの人間は、どうにもならないことでクヨクヨしがちです。どうにもならないことを心配しても、どうにもならないんだから、そこは気持ちを切り替えて楽しいことを考えた方が良いのです。

 僕も子どもの頃に比べれば随分とその切り替えができるようになりました。未だにクヨクヨはしますが、悩んだところでどうにもならないと頭でわかっていれば、何とか気分転換した方がいいことも経験で学びました。もっとも、それでもいつでもうまくいくとは限りません。だからこそ「今日はいい日だ」と唱えることで強制的にスイッチを切り替えさせようということなのでしょうね。

 ただカミさんにはちゃんと降圧剤を飲むようには言っています。僕は西洋医学も万能ではないけれど、ある程度は信用しているので、薬を飲まないで言葉だけで血圧が下がるとは信じていませんから。何ごとも偏るのはいけません。