幹事クリタのコーカイ日誌2009

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4月12日 ● 若者の裏をかきたい。

 昨日は亀山で29.9度、名古屋でも27.9度という最高気温を記録する暑い日でした。午後からテニスをしていましたが、陽射しも強く肌はじりじりと音を立てて焼けていくよう。半日たっぷりテニスをしたら、軽い熱射病状態で頭痛はするし、体は火照るし、テニス後は本当に疲れました。

 とは言え、各地で山火事が起こるほどに乾燥しているので、汗でベタベタになるということもなく、気持ちよくテニスできました。桜が散り始めてから梅雨に入るまでの4〜5月は、秋と並んでテニスのベストシーズン。春先のように風も強くもないし、寒い時期と違って怪我の心配も少ないので、がんがんテニスができて楽しいです。

 これからは試合も多くなります。冬の間にしっかり練習ができていれば、春の試合は楽しみです。逆に冬にあまりテニスできなかった時は、春の試合ではなかなか調子が上がりません。昨年スクールに入ってから1年間コンスタントにテニスができてきた僕は、スクールに入るきっかけとなった「勢いのある若者のボール」にもかなり慣れてきたので、ちょっと試合が楽しみです。

 ただ最近の悩みは、以前ほど試合にエントリーできないこと。これはいくつかの要因があって、ひとつは手頃なパートナーがいないこと。以前によく組んでいたパートナーがみな忙しくなったりしてテニスからちょっと遠ざかっているので、試合に出たくても簡単に出られないのです。また自分自身も年を取ってきたので、体力的にも精神的にも頻繁に試合に出るのがしんどくなってきたこともあります。同じテニスと言っても、普段の練習と試合では疲れ方が全然違います。早起きしなければいけないし、緊張もするし、待ち時間も長く、そのくせ続けて試合をさせられたりもします。ペースがなかなかできないのです。

 年を取ってきたので、年齢制限のあるベテラン向けの試合というのも出られるのですが、年寄り同士のお互いに相手の裏をかき続けるようなテニスばかりするのもストレスです。まるで将棋を指しているようでイライラします。一番良いのは真っ向勝負の若者と対戦して、それで「大人のテニス」をして裏をかいて勝つというパターン。自分はスッキリ、相手はストレスマックス。こういう試合ができると「してやったり」と思います。パワーとスピードでは若者にかなわないオジサンの理想のテニスです。

 まあそれはともかく、気持ちよくテニスできる季節のうちにたくさんやっておかないと。春秋はテニス最優先(もっとも夏と冬だって最優先なんですけど)。なにせこのままではすぐに真夏になってしまいそうで怖いですから。