昨日の「東京マラソン2009」は市民参加レースだけに、一般参加の中にはかなり面白いコスプレをした人たちがいます。読売新聞のサイトではわざわざ「面白ランナー」のページを作って、そうした人たちを写真で紹介していますが、その中のひとりにゼッケン130番という若い番号の人が混じっています。10kmの一般の部ならわかりますが、そんな若い番号をつけてフルマラソンをヅラで走るなんて、かなり勇気のある人です。周りは真面目なアスリートばかりの中で、よくそんなことができましたよね。怒られなかったのかな？

　で、当然ネット上では「あれは誰だ？」ということで話題になり、アッという間に彼のサイトまで見つけられてしまいました。「フルマラソンを２時間２０分切って走る方法」という彼のサイトのアクセス数がすごいことになっていて、「本日のアクセス111396　/　昨日のアクセス000092　/　総アクセス数114458」（3/22 23:55時点）。１日１００未満のアクセスだったのに、いきなり１０万超ですから、もう大変な騒ぎです。本人もさぞかしびっくりしているんじゃないでしょうかね。

　この人、ブログでこのヅラをかぶるかどうか迷って「やめておこう」と書いているにも関わらず、結局被って走ってしまったあたりが大笑いです。しかも６年前の京都ハーフマラソンでも被っていたらしいのですから初めてじゃないんですよ。味をしめてしまったわけです。ただ京都と違って今回はレースの注目度が段違いだったからこんなに話題になってしまいましたが。

　こうなると次のマラソンでも絶対にヅラで走れと周りから唆されることでしょう。日本中から注目される「ヅラランナー」の誕生です。ノリの良い関西人だけに、これだけ受けたらまたやるでしょうね。楽しみです。