幹事クリタのコーカイ日誌2009

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3月9日 ● 不況だからこそ、アウトレットモールは大盛況。

 昨日は鈴鹿でテニスの試合に出たのですが、あっさりと昼には負けて終わってしまったので、帰りにアウトレットモールのジャズドリーム長島に寄ってみました。日曜日のアウトレットモールと言えば、景気の良かった頃はどこも大盛況で駐車場にクルマを止めるだけでも大変だったのですが、この不景気なら空いているだろうと思ってのことです。

 実際、駐車場は空いているような気がしました。中に入ってみても、それほど大混雑というほどでもありません。偶然来ていた同じテニスサークルのK下くん親子とバッタリ会ったのですが「今日はそれほど混んでないですよ」という話をしたほどです。とりあえずオープン当初は大行列だった「カフェ・タナカ」に行ってみたところ、3組待っているだけ。まあ空いているというほどでもないけど、少し待って座ることができました。

 この調子なら他のショップも楽に見て回れるかなと期待したのですが、意外にそんなことはありません。必ず寄るナイキとアディダスでは、いつもと変わらぬ大混雑。数少ないフィッティングルームが空く気配がありません。

 ユナイテッドアローズやSHIPSなどのセレクトショップも、価格が手頃なのかかなり混んでいます。それならと、ハイブランドの店にも行ってみました。アルマーニやD&Gは確かにそれほど混んではいなかったのですが、グッチはすごい人。しかも一杯商品を抱えて買い込んでいる人もたくさんいます。どうやらグッチは特別セール中だったみたいで、ちゃんとお客さんたちはそれを知って狙ってきているみたいでした。

 よくよく各店舗を観察してみると、混んでいるところと空いているところがハッキリしていて、混んでいる店はかなりお得なセールをしているところがほとんどです。来ている人たちはそれを確実に把握して来ているのです。消費者は不況で単に消費を控えているというよりは、より賢くなっているようです。デパートが売れないと言われますが、これではデパートで買うお客さんが減るのも無理はないと痛感しました。