幹事クリタのコーカイ日誌2009

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3月6日 ● 定額給付金と高速道路料金、さらに?

 紆余曲折あった定額給付金などの財源を確保する2008年度第2次補正予算の関連法がようやく成立しました。これにより1人12000円の定額給付金が交付されますし、今月28日からは休日の高速道路料金が大幅に引き下げられることになります。どちらも家計が苦しい我が家にとっては朗報です。

 定額給付金の2兆円の使い道に関しては、単なるバラまきでは景気浮揚効果が薄いと批判されていましたが、決まった以上は速やかに交付して欲しいと思います。遅れれば遅れるほど、ますます給付する意味が薄らいでしまうからです。我が家でもこの春はとかく物入りで、娘の高校進学と2台のクルマの車検が続けてあるだけでも、すでに大赤字決定です。給付金が4人分56000円入ってきますが、これくらいではまさに焼け石に水。本当はこの10倍くらいもらえると助かるのですが、とは言え、ないよりはずっとマシです。

 地方の高速道路料金が休日一律1000円になるのも助かります。春休みに近場の温泉へ1泊家族旅行の計画を立てていますが、ちょうど29日の日曜日に移動します。まさにその週末から引き下げられるわけですからグッドタイミングです。もっとも近場ですし、帰りは月曜日なので実際に得をするのは1000円くらいですけど、定額給付金と合わせて考えれば家族サービスがかなりお得にできることは間違いありません。

 ただ我が家のように浮かれて家族揃って旅行に出かけるような能天気な家庭ばかりなら、こうした施策も景気対策になることでしょうが、大半の堅実な家庭では生活必需品の消費の一部となっておしまいかも。消費を刺激するもう一押しの施策は何かないでしょうかね?例えば半年間の期間限定で消費税を一時廃止するとか。消費税は年間10兆円くらいの税収があるそうですから、半年で5兆円。定額給付金の倍以上の規模になりますが、その代わりかなり消費は促進されますから、特に自動車や家のような大きな買い物は売れると思いますけどね。景気が回復するならそれくらいやっても良いんじゃないの?