幹事クリタのコーカイ日誌2009

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1月6日 ● バーゲンを尻目に古着を買う。

 仕事始めでした。久しぶりに街に出たら、デパートではバーゲンが始まっていて、オバサンたちがたくさんデパートに吸い込まれていきました。僕もちょっと覗いてきたのですが、やはりデパートの服は高い。バーゲンで3割とか引いていても、今の気分では躊躇してしまいます。なにせ手が出る価格の服なら、ユニクロとかで買ってもあまり大差ないような感じ(それでいて価格は数倍)だし、いかにもユニクロにはなさそうなデザインや品質の服は目玉が飛び出るほど高くて、いくら3割引きでもとても買えません。

 見るだけ見て、ここ1〜2年お気に入りの古着屋に行ってみました。このお店は古着と言っても扱っているのは高級ブランドが主で、かなりくたびれたものもあれば、新品同様の服もあります。価格は状態の良い高いもので定価の7割くらい。バーゲンやアウトレットで買うのとあまり変わりません。ただ数年前の服や状態があまり良くないものだと定価の2割以下で売っていることもあり、僕の狙いはむしろそちらにあります。感覚としてはフリマやヤフオクの掘り出し物を探しているような感じです。

 過去に買ったのはコムデギャルソンやアルマーニのジャケットとかグッチのブルゾンとか、もともと定価が高くて手が出ないようなハイブランドが格安になっているものが大半です。定価がそれほど高くないビームスやユナイテッドアローズの服は買いません。それはバーゲンで買えば十分だからです。僕の持っているギャルソンのワードローブの半分はこの古着屋で買ったものです。

 昨日見つけたのはヒューゴボスのジャケットとプラダのコート。これが売れていないのか随分と安くなっていて、どちらもバカみたいな価格でした。なにせ2点で2万5千円です。どんだけ〜と叫びたくなるほどの激安プライスです。イオンで買えば、ジャケットとコートでこのくらいでしょうか?試着してみたところ、ボスのジャケットは少し細身で胴回りがきついものの、スッキリとしていて悪くありません。状態は良好。プラダは袖口や衿などがよく見れば傷んでいるし、全体にくたびれた感はあるものの、パッと見た目は特に問題ありません。サイズはピッタリでした。

 安いので、どちらも明日からでも気軽に着ていけます。常に最新のモードを追いかけている本当にオシャレ好きな人には用がない店かも知れませんが、大不況のこのご時世に、こうした古着屋は我々には頼もしい存在です。 やっぱりイオンの服を着ているよりも古着でもプラダの方が気分が良いですからね。