幹事クリタのコーカイ日誌2008

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11月27日 ● 破綻する前に家計を改善。

 今年の春から我が家は大幅赤字財政に陥っています。収入は横這いから下落傾向にあるのに、支出が驚くほどに増えてしまったからです。2月に僕がテニススクールに通い始めた時はまだ楽観視できる状況でした。しかし、3月から娘が塾に通い始め、4月から息子が私立大学に進学、さらに5月から車が2台になりその維持費と駐車場が増えたところで完全にパンクです。ざっと見積もっても固定費が月に10万円以上増えました。これまでだって毎月の給料では赤字で、ボーナスでそれを補填していたのに、月に10万円以上の支出増ではとても支え切れるものではありません。

 当然のごとく貯金を切り崩しはじめたのですが、そこに追いうちをかけたのがリーマンショックによる金融大恐慌です。大半がリスクの大きい投資信託や株式になっていたので、含み損が一気に膨らみ資産半減です。切り崩そうにも切り崩すこともできない状況でになってしまいました。タイムマシンがあったら2年前の自分に「元本保証のものしろ」ときつく言いたいところです。

 そしてさらにこの冬のボーナスは世間様同様に我が社も大幅ダウンは避けられない状況にあり、ボーナスだけでは住宅ローンも払えるかどうか心配なほどです。もちろん月々の赤字補填などとても無理。今のままでは早晩我が家の財政は破綻をきたします。今のうちに減らせるものは少しでも減らしていかなければなりません。

 まず旅行がなくなりました。せいぜい1泊温泉旅行がやっとで、以前のように飛行機に乗って出かける大型旅行はもちろん、2泊3日の旅行さえ自粛です。次に被服費をカットしています。と言っても子どもたちの服はある程度買わざるを得ないので、親が服を我慢するしかありません。僕はこの数年で買った服で当分間に合わせるつもりです。もちろん最近は外食も減りました。家族4人で食事に行くとパッと1万円以上が消えてしまいますから、これも回数を減らしました。

 それでもまだまだ足りないので、次に保険を見直しました。まあ子どもたちも成長したし、僕が死んでも何とかなっていくことでしょう。葬式代と当座の生活費があれば良いかということで、生命保険の死亡保障を思い切って3分の1にして、月々の保険料を1万円近くカットしました。

 そして頭痛のタネだった2台目の車の駐車場代。実はうちのマンションは1台目の分は全戸確保されているのですが、2台目は空きが出ると抽選で回ってくるというシステム。これまで2回の抽選には外れてきたのですが、昨日あった3回目の抽選で見事5分の1の確率をくぐり抜けて当選することができました。これで今借りている家から3分歩かなければならない屋外駐車場から、マンションの敷地内にある立体駐車場になり、しかも料金はこれまでの半分以下になります。

 節約といっても電気代やガス代などはいくら頑張っても月に数百円のことですが、こうした固定費は月に1万円前後の節約ができますから効果が全然違います。本当はテニススクールもやめれば月に1万円以上の節約になるんですけど、人生の楽しみはこれ以上あまり節約したくないんですよね。旅行と外食を節約しているだけでも随分と人生損をしている気分なので。ま、楽しみの優先順位においてテニスが一番ということです。つくづくテニスバカ。