幹事クリタのコーカイ日誌2008

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11月26日 ● 新鮮さに欠ける紅白出場歌手。

 今年の紅白歌合戦の出場歌手が発表されました。目玉はMr.Childrenらしいのですが、今年はNHKの北京五輪のテーマ曲とドラマ「バッテリー」の主題歌を歌っているのですから、多分そういう話ができているんだろうなと夏から思っていたので特別驚きはありません。と言うか、ミスチルなんて民放の歌番組でイヤというほど出ているので、今さら紅白「悲願」の初出場という方が変に感じます。中島みゆきとか松山千春のように滅多にテレビで歌わない人たちならともかく。

 他にも何組も初出場がいますが、最年少9才での出場となる「藤岡藤巻と大橋のぞみ」と、フジテレビから生まれた企画ユニット「羞恥心 with Pabo」が対決になるのかなと。それも大橋のぞみの年齢を考えると早い時間帯で間違いないでしょう。青山テルマやPerfume、ジェロに東方神起あたりも予想がつきました。水谷豊とSPEEDの復活もなるほどってところです。

 不思議というか、いかにも紅白という感じなのは、売れていないのに出続けている人たち。ベテラン演歌勢はおいといても、秋川雅史、森山直太朗、WaT、倖田来未、一青窈、平原綾香などは今年はもう落選でも良いんじゃないかと思いますが、相変わらず出てくるのはNHK好みなんでしょうか。

 もちろんベテラン演歌勢も相変わらずゾロゾロと出てきますが、これもそろそろ大幅に入れ替えた方が良いんじゃないかと思います。本当の大御所でヒット曲もたくさんある五木ひろし、北島三郎、森進一(「おふくろさん」歌うのか注目)、石川さゆり、小林幸子、和田アキ子の男女各3組以外はもういらないんじゃないかと。

 そして司会が今年も中居正広と仲間由紀恵というのも新鮮さがありません。しかもこの2人が並んで出てくれば映画『私は貝になりたい』のプロモーションになってしまうのに、敢えてこの人選。なんなんでしょう?この映画はTBSが金を出しているというのに、NHKも太っ腹です。そうそう、太っ腹と言えば矢島美容室が出ないのは残念です。これでDJ OZMAを出したらNHKを見直したのにな。

 と言うことで、相も変わらずマンネリ路線の紅白ですが、まあこのマンネリさ具合が紅白の良さかも知れないと思うので、きっとまた今年もコタツにもぐり込んでミカンを食べながら見るんだろうと思います。