幹事クリタのコーカイ日誌2008

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11月17日 ● 若い奴らに負けないために。

 土曜日はテニスの大会がありました。毎年出ている大会ですが、年々レベルが上がっていて、昔よりも厳しくなってきたことを痛感します。もちろん、自分もこれだけテニスをしている以上、ある程度のレベルアップもしていますから、それと相殺されて何とか戦ってはいますが、それにしても次々と出てくる若い元気な連中を相手にするのは本当に大変です。今回も我ながら健闘はしたと思いますが、結果は残念ながらついてきませんでした。

 土曜日の参加者で自分より年上は見たところほとんどいませんでした。僕が最年長者ではなかったかも知れませんが、最年長のグループには間違いなくいたことでしょう。参加者のほとんどが20代〜30代で、準決勝進出の4組8人の中の最年長はうちのサークルの32才。スピード、パワー、スタミナを兼ね備えた若い連中の前に、40代以上の年寄り連中は次々と破れ去っていったわけです。と言うか、昔はたくさん参加していた同世代が最近とんとこうした大会に顔を見せなくなりました。寂しいことです。

 しかし、クルム伊達公子だって38才で10代、20代の若手選手を退けて全日本で単複2冠を達成しました。ならば47才でも努力と工夫で20代、30代の若い奴らを倒せるかも知れません。いや、そう思って続けないと面白くありません。テニスはタイムを競うような競技と違って、勝てなかった相手に勝てるようになることでしか自分の進歩は感じにくいのです。だったらチャレンジし続けるしかありません。

 体力、筋力ともに衰えてきていますが、何より衰えてきているのは視力と反射神経です。これをカバーするために予測を今まで以上に磨くこと。それに駆け引きとメンタルの強化。そして実は一番まだ伸びしろがあると自分で思っているのは技術です。なにせずっと遊びで20数年テニスを続けてきただけなので、部活で基礎練習をやってきた体育会系とは技術面でまだまだ開きがあります。だからこそ、技術をもっと向上させて若い奴らのパワーをいなして利用するようなテニスができるようになれば良いなと考えています。

 幸いサークルには一緒にテニスをしてくれる元気な若い連中もたくさんいます。彼らと打ち合うことで自分のテニスをまだまだ進化させていくつもりです。