幹事クリタのコーカイ日誌2008

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11月16日 ● 伊達は次の目標は世界か?

 全日本テニスでクルム伊達公子が優勝しました。伊達の偉業は称えられて当然ですが、反面12年のブランクのあった38才の選手に優勝をさらわれるとは、一体日本女子テニスは大丈夫かと心配になってきます。

 もちろん、5月から復帰した伊達のこの半年の努力とその成果、特に秋の東レPPOでの活躍を見れば、この結果はある程度予想はできました。復帰初戦でいきなり中村藍子を破ったのを始め、次々と世界トップ100の選手に勝つ伊達を見ていると、12年のブランクがあっても、未だに世界と戦える実力があることはわかります。伊達は復帰した当初から「全日本が目標」と言っていたのですから、まさにこの結果は有言実行です。

 伊達の凄さと若手の情けなさの両方をずっと見せつけられたこの半年ですが、こうなったら伊達にはもう次の目標、次のステージに進んでもらうしかありません。もはや国内を飛び出して海外ツアーへの参戦です。とりあえずはアジアから始めて、来年後半にはアメリカやヨーロッパのツアーでトッププロと戦う伊達を見てみたいものです。本人もやる気があるみたいですし、ぜひ40才までは頑張って欲しいなぁ。