幹事クリタのコーカイ日誌2008

[ 前日翌日最新今月 ]


 
10月19日 ● 上には上がいる、けれど。

 昨日はサークルの団体戦がありました。相手チームは昔から良く知っているサークルなんですが、向こうの代表として出てきたK川さんはかつて実業団チームで活躍した強い選手で、まさかそのチームから出てくるなんて知らなかったので、こちらのメンバーも「おいおい」って感じでした。

 予想通りうちのエースとの対決となった1試合目はペアの差もあって完敗。2試合目はなんとか競り勝ったものの、僕が出た3試合目にももう一度そのK川さんが登場。一応3試合目は兼ねても良いことになっているものの、こちらは6人揃っていた以上エース再登板はしなかったので、どうあがいてもこの組み合わせでは勝ち目はありません。

 それでも僕とペア歴の長いK下くんとで何とか粘りのテニスを展開。とにかく強い相手にはなまじ強いボールを打つと気持ちよくカウンターで切り替えされることはわかっているので、あえて柔らかいボールで勝負。時々強いボールも打って緩急の差をつけることに2人で腐心しました。

 その成果があったのか、相手が2試合目で疲れてきたのか、ゲームはかなり競り合いました。一方的にとられることはほとんどなく、毎回ポイントの取り合いになるのですが、さすがに強い人は最後のポイントに強く、なかなかリードさせてくれません。とどめはK川さんの見事なバックハンドのパスでK下くんがストレートを抜かれ、次のマッチポイントでは僕の前にドロップショットをキレイに落とされて負けてしまいました。3-6、3-6のストレート負けでしたが、試合時間は1時間20分かかったのでポイントはスコア以上に接戦だったと思います。

 K川さんのボールは強く重く、ここぞで見せるテクニックもさすがで、うちのサークルの連中よりも一段と強いのには「上には上がいるな」と感心しましたが、反面その相手にこれだけ戦えたことは自信になったというか、自分も上達していることを感じました。まあだからと言ってK川さんに勝てるようになるかと言えば、相当困難というか、かなり難しいんですけど、ダブルス限定なら諦めるほどには遠くないという印象も。そう思ってないと練習なんかやってられませんし。