幹事クリタのコーカイ日誌2008

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10月11日 ● 巨人V2。

 巨人が13ゲーム差をひっくり返して優勝してしまいました。首位対決に勝っても阪神が粘れば、巨人も硬くなってなかなかぎりぎりまで決められないのではと思っていたのですが、むしろ硬くなったのは阪神のようでした。これで原監督はV2。なんだかんだ言っても結果を残しているのですから立派です。

 もっとも今年は最初から巨人がぶっち切りで優勝してもおかしくないほど戦力差がありました。なにせ去年の優勝チームが、同リーグから4番とエースと抑えの切り札を獲得したのですから、負ける要素がありません。負けるとしたら、毎度のことですが獲得した選手が額面通りに働かない時ですが、今年はラミレス、グライシンガー、クルーンの3人が期待以上と言っても良い活躍をしたのですから、そりゃ優勝もするってもんです。

 それでもこれだけ苦労したのは、他の選手の不調にあります。怪我も多かったし二岡のようなスキャンダルもありました。ベテランを補うような坂本を筆頭にした若手選手の台頭がなかったら、阪神を逆転することは難しかったでしょう。

 さていよいよクライマックスシリーズです。先日も書いたように中日は早々にCS対策に入っていて準備万端。阪神は疲労が蓄積している上にすっかり意気消沈していることでしょうから、ここは中日が勝ち上がると思います。問題は巨人との第2ステージで、1位に1勝のアドバンテージがあることですし、普通に考えれば巨人有利です。カギを握るのは川上、山本昌に続く中日の3本目の先発投手。多分チェンということになるんでしょうけど、この投手起用がうまくはまれば中日のミラクルが起きる可能性十分だと思います。