幹事クリタのコーカイ日誌2008

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10月4日 ● 13年目のweb日記とグーグル2001。

 気がつけばこの「コーカイ日誌」も丸12年を超えて13年目に入っていました。最初に書き始めたのは1996年9月25日ですから、当時生まれた子どもがもう来春には中学校に入ります。いやぁ、こんなに続くとはさすがに当時は思いもしませんでした。最初に書いた話が「伊達公子引退!?」で、それから12年経って、まさか伊達がAIGジャパンオープンに出ているとは。もし当時に「12年後に伊達が復帰する」なんて予言されても絶対に信じなかったでしょう。、

 この「コーカイ日誌」は個人的な話も数多く書いてはいますが、取り上げる話題の大半はスポーツ・芸能・政治ネタです。実名で書いているため個人的な話がどうしても制限されるからですが、それだけではなく、誰が読んでも理解できて、もっとも広く興味をもたれるような話を選んでいるということもあります。まあテニスの話になると、ちょっとマニアックになりがちではありますけど。

 で、世の中の話題を追いかけてネタにしていると、後で読み返しても当時の「空気」みたいなものが伝わってきて面白いのです。自分で自分の書いたものを面白いというのもなんですけど、本当に時々読み返していると、ついつい読み耽ってしまうことがあります。昔のヒット曲を聴いたときと同じように、その時代にひょいとタイムスリップでもしたかのような不思議な感覚に襲われます。特に深夜にひとりで読んでいると味がありますので、興味のある人はお試しください。

 で、自分のことは適当に切り上げて、「グーグル2001」の話です。これはグーグルが2001年当時のデザインのグーグルを期間限定で開設していて、そこで検索をすると2001年当時のサイトに飛ぶことができます。単にアーカイブを利用しているだけなんですが、これが結構懐かしいんですね。自分のサイトだけではなく、当時見ていた他のサイトも見ていると「もうなくなってしまったんだな」としみじみしたり、いまとは違うサイトを運営していて「当時はこれだったか」と頷いたり。

 2001年というと、「web日記」(ブログじゃありません)界では「日記猿人」が「日記才人」にリニューアルした年でした。当時はいろいろあって猿人から才人へとなったのですが、まあ僕もいろいろお世話になりました。グーグル2001で検索すると、ちゃんと「日記猿人から日記才人になりました」というリニューアルのページが出てきます。当時のランキングを見ると懐かしい日記がぞろぞろ並んでいて楽しくなります。もっとも僕は2001年よりももう少し古い時代の方が懐かしいんですけどね。あの頃のなんだか訳のわからない熱いマグマみたいなものが楽しかったです。

 当時も「日記書き」で今もブログではなくweb日記として書いている人も少なくなりました。僕もブログに移行することをちょっと考えたのですが、特にブログにするメリットを自分として見つけられずにずっと古いスタイルのまま化石のようになって書き続けています。ま、仕事でもないし単なる暇つぶしですから、このままイヤになるまで続けます。読んでくださっている方たちも、これからも暇な時にちょっとお付き合い程度に読んでくださると嬉しいです。