幹事クリタのコーカイ日誌2008

[ 前日翌日最新今月 ]


 
9月17日 ● 星野に掻き回されたペナントレース。

 セ・リーグもパ・リーグもペナントレースが佳境に入ってきています。特にクライマックスシリーズ進出をかけた3位争いが熾烈で、セ・リーグは中日と広島がゲーム差なしで競り合い、パ・リーグにいたっては楽天以外の全チームにまだ可能性が残っています。

 さらにセ・リーグは阪神が巨人にじりじりと差を詰められていて、いつの間にやら3ゲーム差。直接対決もたっぷり残しているので、十分に逆転可能です。と言うか、いまの巨人の勢いなら、このまま阪神を追い越すのではないかと思われます。

 こんなことになったのも、全ては北京五輪の星野監督のせいです。怪我人を無理矢理召集して今季絶望に追い込んだり、調子の悪い選手を使ってスランプに陥れたり。その「被害者の会」は、阪神・新井、中日・川上、ソフトバンク・川崎、西武・G.G.佐藤などなど。そのせいで阪神も中日もソフトバンクも北京五輪後に急降下しています。大事な時期に主力選手を抜かれただけでも痛手なのに、それを使えなくされて返されて、しかもメダルも逃す体たらくでは、さすがに各チームの監督も腹に据えかねていることでしょう。

 このまま巨人が逆転優勝して、あまつさえ噂されているように、ナベツネの肝入りで星野がWBC監督から巨人監督なんてことになったら最悪です。そのために北京で阪神や中日の選手を潰したのかと思われても仕方ありません。もっとも、今季逆転優勝したら原監督の首をすげかえるような真似は、さすがのナベツネでもできないでしょうけど。

 ただ星野の監督としての力量は島野コーチあってこそ、だったのをオリンピックで証明してしまっていますから、巨人の監督になってもアンチ巨人ファンとしては怖くもなんともありません。ダチョウ倶楽部のギャグじゃありませんが、「どうぞどうぞ」ってなもんです。