幹事クリタのコーカイ日誌2008

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9月11日 ● 実写版サザエさん。

 久しぶりに話題性満点のCMが登場しました。江崎グリコのオトナグリコ「アーモンドプレミオ」「ディアカカオ」のCMです。「サザエさん」の磯野家の25年ぶりの再会というテーマで、大人になったカツオ、ワカメ、タラ、イクラが実写となって登場しています。

 カツオに浅野忠信、ワカメに宮沢りえ、タラに瑛太、イクラに小栗旬という、これ以上ないほどの上出来なキャスティング。ちょっと原作のイメージよりもルックス的には良すぎるのですが、でも上質感があって「オトナグリコ」というテーマにぴったりの配役です。

 また法事で久しぶりに磯野家に集まった設定なので、磯野家自体も実写化されているのですが、庭から見た磯野家の様子も実に細かいところまで見事に再現されていて、ぜひこのままドラマ化、もしくは映画化してもらいたいものだと思います。グリコはかつて「ポッキー四姉妹物語」でCM発の映画化をしていますから、可能性がゼロではないでしょう。

 原作より25年後ということですから、サザエ、マスオは当然存命なのでしょうが、さすがに波平とフネはどうなっていることやら。もしかしたらCMの法事は波平の3回忌とかじゃないだろうな、などと想像が膨らんでしまいます。

 法事シーンは遠景で、誰が誰かはわかりませんが、あの中にサザエやマスオはいるはずですし、ノリスケもタイコもいたことでしょう。今後CMの中で彼らが登場するかどうかはわかりませんが、ドラマもしくは映画になった時には、どんな配役になるかが楽しみです。

 試しにいつものように先走ってキャスティングを考えてみましょう。まず3回忌(?)の故波平に長門裕之、未亡人となったフネは八千草薫。サザエ・浅野ゆう子、マスオ・佐野史郎、ノリスケ・陣内孝則、タイコ・黒木瞳でいかがでしょう?あとは中島くんに花沢さん、アナゴさんやイササカ先生なんかも考えると楽しいかも。権利関係がうるさいサザエさんですが、何とかオールスターキャストで実現して欲しいです。