幹事クリタのコーカイ日誌2008

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7月7日 ● ガソリン代高騰の影響。

 ここのところ我が家が経済的に逼迫している理由の一番は教育費。4月から息子が私立大学に進学し、高校受験の娘が学習塾に通い始めたからです。そして5月からクルマ2台生活を始めた途端にガソリン代が毎月10円ずつ値上がりするものですから、これがまた大きく家計を圧迫し始めています。クルマが1台増えたことで、保険料、税金、車検代、駐車場代などで毎月3万円以上の出費が加わりましたが、実はガソリン代だけは2台になって少し走行距離が延びても前の車よりも燃費が向上したので安くなる予定でした。

 以前は1台で月間1000km走って燃費が5km/l(ハイオク)だったので200l×160円=32000円くらいでした。今は1台が月間700kmで燃費7km/l(ハイオク)なので100l×190円=19000円、もう1台が月間500km燃費10km/l(レギュラー)で50l×180円=9000円、合計で28000円。4000円ほど安くなっていますが、もしガソリン代が以前と同じハイオク160円、レギュラー150円だったら16000+7500=23500円で済んだところでした。燃費が向上すると地球にも家計にも優しいことがよくわかります。

 このままガソリン代が250円、300円と上がっていったら「クルマを手放す」という人が結構多いそうです。しかし、月に2万円のガソリン代を払っている人が5割ガソリン代が上がったからと言っても、月に1万円負担が増えるだけです。それで本当にクルマを手放すのでしょうか?1万円節約するためにクルマのない生活ができる人は、最初からクルマがなくても大丈夫な人だと思います。クルマなしでは生きられない地域の人は、それくらいで手放すわけがありません。

 エコの観点から言えば、このままガソリン代が高騰して、そういう不必要にクルマに乗っている人が公共交通機関や自転車や徒歩に切り替えた方が良いと思います。ガソリン税を一般財源化するなら、もっと言えば「環境税」にするのなら、もっと税率を上げてもいいかも知れません。我が家も家計のためではなく、地球のために、もう少しクルマを我慢することになるでしょうけど。