幹事クリタのコーカイ日誌2008

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7月6日 ● 猛暑にテニスバカが燃えた一日。

 今年の最高気温を全国各地で記録した昨日。僕も東海地方では多治見に次いで高い気温を記録した東海市のすぐ隣の町でテニスをしていました。東海市で35度を超えたそうですから、きっと僕たちがテニスをしていたコートでもそれくらいあったのでしょう。倒れるメンバーもいるほどの暑さでしたが、テニスバカですからもちろんハードにプレイしていました。

 暑い時と寒い時とどちらが好きかと聞くと、人によって意見が分かれます。暑いと熱中症になる恐れもあるし、日焼けもするし、なによりスポーツをする気になれない、という人の言うこともわかります。しかし寒い時は怪我することが多いので、それよりは夏の方がマシかなとも思います。

 で、昨日のような酷暑の中でテニスをしていると、つくづくテニスバカだなぁと思うのですが、さらに夜はウィンブルドンをテレビ観戦。昨晩は女子シングルス決勝で、久しぶりのウィリアムズ姉妹対決。5年ぶりだそうですが、確かにかつて全盛を誇った2人も故障やらモチベーションダウンやらで、最近はあまりパッとしませんでした。

 しかも全盛期の姉妹対決はいつも何だか気合いの入らない試合が多く、大抵は妹のセレナが勝っていました。口の悪い向きに「前夜の家族会議で勝者は決まっているんじゃないか」などと言われるほどに、姉ヴィーナスが遠慮したようなプレーをするので、毎回気の抜けたサイダーみたいな試合ばかりで評判が悪かったのです。

 ところが昨晩は違いました。2人ともにハードヒットを連発し、コートの中をよく走り、ミスをすれば叫び、エースを決めればガッツポーズ。なかなか熱い試合を繰り広げたのです。立ち上がりはセレナが飛ばしましたが、徐々にヴィーナスが落ち着いてスコアを挽回し、逆にセレナは途中から集中が切れたようなプレーが多くなり、結局7-5、6-4のストレートでヴィーナスが昨年に続く連覇、通算5度目のチャンピオンになりましたが、互角の試合にかなり熱く観戦することができました。

 そしていよいよ今日はフェデラーとナダルの男子シングルス決勝。3年連続で同じ顔合わせになりましたが、年々成長しているナダルが今年こそフェデラーから王者の地位を奪うのではないかと期待されています。と言っても、フェデラーは完璧な「芝の王者」。そう易々と王座を譲るとも思えませんし、本当にどちらが勝ってもおかしくはない対戦です。まさに名勝負の予感。さらにテニスバカは熱くなりそうです。