幹事クリタのコーカイ日誌2008

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6月29日 ● シャラポワのファッションが嫌い。

 毎日テニスの話題で興味のない人にはスイマセン。でも僕のいま一番の関心事はウィンブルドンなのでご容赦いただきたいと思います。

 今回のウィンブルドンは男女とも波乱が続いています。特に女子シングルスは第1シードのイバノビッチと第2シードのシャラポワという、実力もあって人気もある2人があっさり敗退してしまいました。そのシャラポワを破ったのが、同い年で同じロシアのクドゥリャフツェワ。世界154位の選手です。

 同国同年のシャラポワに勝ったせいか、クドゥリャフツェワの試合後の記者会見はかなり口が滑らかだったようです。「シャラポワは好きじゃない。ファッションが嫌い」と言い放ったのです。シャラポワのウェアは毎回奇抜なものが多いのですが、今回は白のタキシード風デザイン。僕は他の大会で過去に着てきたベビードール風のウェアとかよりはまだマシかなと思っていました。

 とは言え、確かにシャラポワのウェアは本当に毎回「趣味が悪いな」とは思っていました。恐らく世界中のテニス関係者やファンも多くはそう思っていたのではないかと推察されますが、テニス人気を牽引する大スターだけに、誰もそこには触れないできました。

 ところがクドゥリャフツェワがそのタブーをあっさり打ち破ってしまったのです。いわば「王様は裸だ」と言った子どもと一緒。おとぎ話の中ならともかく、現実社会ではなかなか勇気ある発言です。さて、裸だと言われた女王シャラポワが、今度からどんなウェアを着てコートに現れるのか、それもまた楽しみです。