幹事クリタのコーカイ日誌2008

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5月7日 ● スクールコーチ同士の対戦。

 GW中はテニススクールは休講なのですが、その間を利用して様々なイベントが行われていました。もっとも僕が参加したのは最後に行われたコーチ同士のエキジビマッチの観戦だけでしたけど。本当は時間が合えば姉妹スクールとの対抗戦や、コーチとの親睦会にも出てみたかったのですが、全くそんな時間は取れなかったので残念でした。

 コーチ同士のエキジビマッチは、前座の第1試合はダブルス。専属の30代オジサンコーチペアvsバイトの現役学生コーチペア。多分学生の方が強いんだろうなぁ、と思って見ていたら、やはり学生バイトコーチの完勝でした。オジサンコーチペアも頑張ってはいましたが、スピード、パワーともに学生の方が上回っていて、オジサンコーチたちのテクニックはほとんど通用していませんでした。レベルが違うとは言え、同じオジサンプレーヤーとしては少し残念。

 メインイベントは、スクールの校長コーチとこの春から新入社員となった学生コーチのシングルス。とは言え、この2人はどちらも東海学生チャンピオンという輝かしい経歴を持っています。そんじょそこらのコーチとはレベルが違います。校長はまだ30代半ばで、プロ選手とも交流がある名古屋でも有数の実力派。数年前に一度だけうちのサークルに遊びに来たことがあります。その時はそんな凄い人だとは知らずにテニスしてしまいました。恐らくとっても手を抜いて遊んでくれていたんでしょう。

 新入社員の方は僕も一度だけレッスンを受けたことがあります。去年の学生チャンピオンだけに、とにかく巧いし速い。小柄ですがパワーに対抗するテクニックとスピードを持っていて、我々レベルでは本当に子ども扱いされてしまいます。

 さすがにこの2人の対戦は見応えがありました。スピードもテクニックももちろん優れているんですが、何よりも感心したのはそのプレーの精度の高さ。凡ミスが少ないのです。僕もたくさんの世界トッププロの試合を見てきましたから、さすがに「プロみたい」とは言いませんが、と言っても素人から見たら驚くほどの正確さでテニスをしています。結果は第8ゲームで校長のサービスをブレイクして新入社員が勝ったのですが、校長も年齢のハンデを感じさせない若々しいプレーぶりでした。

 このエキジビに集まったスクール生は軽く100人を超えていました。もしかしたら20人くらいしか集まらないのではと心配していましたが、全く杞憂に終わりました。タダでコートサイドから見られるということを考慮しても「よく集まったなぁ」と思いましたが、これほどの試合内容なら納得でした。