幹事クリタのコーカイ日誌2008

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4月22日 ● 買ってからの方が熱心に調べている。

 車というのは、大抵の人の場合、人生の中では家に次ぐ高額なお買い物です。しかも車は道具として実用性が高いだけではなく、趣味性もかなり高いものですし、その上どんな車に乗っているかでどんな人かを判断されてしまうことも多い記号性の高いものでもあるので、どうしてもあれやこれやと選択に迷うことになります。

 今回そんな一大イベントである車購入を同時に2台してしまうという、まさに人生の中でのビッグイベントを体験中なものですから、ついつい雑誌やネットで車関係の記事ばかり読み漁ってしまいます。買ったのが2台とも現行タイプではないので、昔のインプレッションを探してみたり、オーナーの声を拾い集めてみたり。さらには競合関係にあるような車種もいろいろ調べてみて、本当にこれで良かったのか確認作業をしてみたりして、今さら契約を解除するわけにもいかないのに、我ながら随分と熱心です。

 前にも書いたように、僕は高額な商品ほど衝動買いをしてしまうので、今回も決めた時は本当にあっさりでした。ほぼ直感で「良さそう」と思えばOK。その代わり、その衝動を自分で肯定するために、こうして決めてからがしつこいのです。他人から見たら「買う前にそれくらい熱心に調べろよ」ってところでしょう。

 ただ僕からしたら、買う前にこれほど調べまくったら迷ってしまってとても買えません。直感で買って後から納得さえできれば、僕としてはその買い物は正解なのです。時々直感が外れてスカを掴むこともありますが、それも仕方ないと諦められます。だいたい車の1台や2台で人生が変わったりしませんから、少々外したって大丈夫です。それに何よりこうして調べていることが車購入の楽しみのひとつですからね。2台で225万円ですから平均すれば1台当たりは軽自動車並み。そう考えれば安いものです。