この週末は今の車の最後のロングドライブに行ってきました。目的地は金沢と白川郷。ルートも名神から北陸道で金沢に行き、１泊してから今度は北陸道から東海北陸道に入って白川郷へ。そのまま南下して名古屋に戻ってくる周回ルートです。１周しておよそ500kmというところでしょうか。

　金沢は市街はすっかり桜も散ってしまっていましたが、久々に訪れた兼六園は春の装いで相変わらず美しい姿で迎えてくれました。今回の楽しみは初めて行く「金沢２１世紀美術館」だったのですが、残念なことに一部展示室を改装中で、目玉の展示である「レアンドロのプール」が見られませんでした。プールの上と下から人を見ることができるこの不思議な展示をぜひ見たかったのですが。

　白川郷を桜の季節に訪れたのも初めてでした。今の季節、白川郷は桜が満開で、昨日は天気も良く青空と桜を従えた合掌造りの家々が、いつにも増して風情たっぷり、貫禄十分な姿で佇んでいました。もちろん観光客で山里も大賑わいでしたが、７月に予定されている東海北陸道の全線開通前なので、それでもまだマシな方だったろうと思います。全線が開通して一番便利になるのは名古屋・関西方面から白川郷に行くルートですからね。

　桜の花びらが舞う青空の下をずっとドライブしながら、車と最後の別れを惜しむことができました。満足です。