幹事クリタのコーカイ日誌2008

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4月14日 ● グランパスが首位。

 世の中的にはほとんど話題になっていませんが、J1で名古屋グランパスが5連勝して首位に立ちました。開幕戦こそ引き分けたものの、その後はしっかりと勝利を積み重ねてとうとう開幕から連勝を続けてきた鹿島を抜いてしまったのです。

 今年のグランパスはストイコビッチ監督だけが話題で、予想としては相変わらずの「中位」というところでした。なにせスピラール、本田圭佑、金正友がチームを去り、それを補うだけの効果的な補強ができたとは思えなかったからです。チーム力だけみれば昨年と同じようなものかという感じでした。

 ところが試合を積み重ねるとともにストイコビッチが目指すサッカーが浸透していったのか、チームが見事に機能していて、しぶとく強い勝ち方を続けています。去年の開幕4連勝と違い、主力が故障もせずに試合に出続けているので、もうしばらくはこの調子を保てそうな感じがします。

 もちろん首位に立ったとはいえ、鹿島や浦和という強敵が残っているだけに全然安心はできないのですが、それでもトップにいるグランパスを見るのは久しぶりのこと。ぜひ少しでも長くこの位置をキープして欲しいところです。

 もっとも地元名古屋のサポーターも長年騙され続けてきているせいか、まだまだ冷静な感じです。ドラゴンズファンの熱狂をグランパスが得るには、まず一度優勝して「万年中位」じゃないことを示さないとダメでしょうね。