幹事クリタのコーカイ日誌2008

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4月9日 ● 伊達も見たい、錦織も見たい。

 現役復帰宣言をした伊達公子ですが、どうやら世界ツアーに戻るということはさすがに考えていないらしく、あくまでも日本の若手のモチベーションをアップするためにということのようです。とりあえず若手有望株の選手とペアを組んでダブルスから復帰し、最終的には11月の全日本選手権を目指すそうで、いわば日本テニスを盛り上げていくための復帰ですね。

 もちろん、これはこれで素晴らしいことだと思いますし、ある意味では現実的な選択でもあるのですが、37才の伊達が12年振りにコートに戻り、世界ツアーを回ってグランドスラム優勝を目指すというマンガのような展開を期待していた僕としては、ちょっぴり残念な気分です。

 その伊達の復帰初戦がどうやら今月末の岐阜で開催されるカンガルーカップらしく、地元テニスファンの間では今から騒然とした雰囲気です。カンガルーカップは5万ドルクラスの国際大会で、日本で行われるテニストーナメントとしては、東レPPO、AIGジャパンオープンに次ぐものです。とは言え、TOP100の選手が参加するような大会ではないので、入場も無料ですしいつもは有名な選手も滅多に参加しません。

 ただ去年は杉山愛が後輩の森田あゆみとのダブルスの練習のためにこの大会に参加して大賑わいになりました。そして今年は伊達の参戦です。若手注目株で5年後の日本のエース候補の奈良くるみとのペアで伊達が岐阜に来るとなると、去年以上にテニスファンが詰めかけることは間違いありません。僕も見に行きたいのですが、なにせ駐車場は狭いし、電車で行くには駅から遠いし、会場も国際大会にしては小さいので入りきれるのかどうかわからないし、どうしようか迷っています。見たいのは山々なんですけどね。

 見たいと言えば日本のリアルテニスの王子様錦織圭。11日からインドで行われるデ杯に日本のエースとして初出場します。もちろんインドですから見に行けるわけもないのですが、どうやらGAORAで録画放送するらしいです。できたら生中継を期待したんですが、まあ録画であってもそのプレーを見られるだけでもよしとしましょう。

 相手のインドはかつての強豪国とは言え、今は力も落ちていますし勝てるチャンスは十分にあります。世界に名だたるブパシとパエスのダブルス相手はちょっと厳しいかも知れないので、シングルスで勝負を決めたいところ。錦織にエースとしての重圧がかかりますが、このプレッシャーをはねのけて活躍して欲しいです。