幹事クリタのコーカイ日誌2008

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4月8日 ● 春のスペシャル番組まとめ見。

 春のスペシャル番組をいくつもHDDレコーダーに録ってあるのですが、土日も平日夜も忙しくて、なかなか見る暇がありませんでした。ようやくこの前の週末にまとめていくつか見ることができました。

 まず3月27日放送の「細かすぎて伝わらないモノマネ選手権」。毎回楽しみにしている企画ですが、ますますマンネリ化が激しくなってしまいました。同じメンバーの同じモノマネを見ても、やはり以前のような爆笑はありません。山本高弘の織田裕二なんて、完全に食傷気味だし、くじらも「潮干狩りスターシリーズ」では無理があり過ぎ。優勝した竹岡和範「サ行がいえない人」も、それほど面白いとは思いませんでした。辛うじて片桐はいりの死体モノマネ(井上智恵)と、浅野温子の「ため」のモノマネ(なかのよいこ)くらいが個人的にヒットでした。

 3月30日に放送された「元祖大食い王決定戦〜打倒ギャル曽根爆食戦国絵巻〜」。噂ではギャル曽根が負けたという話は聞いていましたが、確かに彼女のパフォーマンスは明らかに落ちていました。タレントとしての活動がここまで広がってしまうと、もはや単なる大食いタレントではなくなってしまったせいか、ライバルの菅原さんの鬼気迫る食べっぷりに遠く及ばないという感じ。準決勝で他の選手を応援していた挙げ句に、自分が僅差で負けてしまうという「驕り」も残念でした。

 もっとも一度ギャル曽根がこれで負けてしまったことで、番組的には彼女のリベンジというテーマができたので、また次回に向けて「おいしい」と言えることでしょう。後は絵的にもう少し見栄えの良い若い大食い選手が出てきて欲しいところかな?それにしても菅原さんは強い。ぜひ男性に混じって対決してもらいたいものです。もっとも、大食いというコンセプト自体、すでに古くなりつつある気がして、実際どれくらい見るモチベーションが残っているかちょっと自分でも疑問ではありますが。

 4月5日土曜日に放送された「めちゃ×2イケてるッ!春スペシャル めちゃ×2イケメン♂パラダイス学園 〜男子校〜抜き打ち期末テスト」。過去にもモーニング娘。や若槻千夏、梨花などのウルトラバカを輩出し、今の「おばかタレント」ブームの元祖とも言えるこの番組が、満を持して送る鉄板企画。今回は流行の「イケメンバカ」で競わせてみようということで、なんと郷ひろみまで登場。よく出たよなと思いましたが、最終的な成績も「5位」とできすぎでした。

 「三ツ星バカ」は、予想通り武田修宏でしたが、面白かったのは東幹久。「ぷっスマ」でもいつも相当面白いボケを連発しますが、今回もアズミキワールド全開で笑わせてもらいました。特に理科で虫の絵を描いた時の不気味さはまさに「画伯」の名を汚さぬスーパーブラックな出来映えでした。とは言え、全体にバカをいじるクイズ番組というのは、すでに食傷気味であり、ちょっとこれもマンネリ感が漂っていて残念でした。これをジャニーズのタレント総出演でやったら大ヒットですけどね。ジャニタレはクイズ番組NGみたいですから残念です。

 そして3月25日に放送されたドラマ「プロポーズ大作戦スペシャル」。去年の連続ドラマの中で個人的には一番ツボにはまったラブコメディの、まさに最終回のその直後からの続編。ハワイロケをふんだんに使って、余韻に満ちた最終回のその後を手際よくまとめてくれました。

 長澤まさみは最近ちょっとパッとしないなと思っていましたが、このドラマでは理想的な女の子を演じているせいか、彼女にぴったりはまっていました。連続ドラマ放送時にはまだそれほど名前が売れていなかった榮倉奈々、平岡祐太、濱田岳もそれぞれにこの1年でいくつかの作品に出演して成長し、見せ場をきちんと作っていました。若手俳優が同じ役を演じて大きくなった姿を見るのは楽しいものです。できたら1年に1回くらいはこのドラマのスペシャルを作って欲しいなとファンとしては思いました。まあ多分主役2人がスペインで結婚式を挙げるスペシャルを来年春にやると思いますけどね。なにせドラマの中でそう言ってたから。