幹事クリタのコーカイ日誌2008

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3月2日 ● 娘を家庭教師。

 息子の大学受験も実質的に終わってしまったので、残る問題は中学2年の娘。こちらは息子と違って数学が大の苦手で、未だに小学生レベルの算数も怪しいところがあります。先日の学年末試験でも平均点を下回る悲惨な点数を取って帰ってきました。このままでは来春の高校受験がヤバイということで、本人もいやいや学習塾に行くことに同意。とりあえず春期講習に通うことになりました。

 ただ春期講習までぼんやりとしていることもないので、先日から毎晩1時間、僕が娘の数学の家庭教師をすることにしました。ついでに妻が英語を教えることにもなっているのですが、妻と娘だとすぐに喧嘩するのであまり続きそうにありません。

 娘を教えていると驚くのは、とにかく早とちりなこと。問題をちゃんと読まないですぐに解答にかかるので、求められていることと違うことを求め始めたり、前提を間違って考えていたり、仮にちゃんと解いても答の書き方を間違えていたり。それではわかっていても試験では全て不正解になってしまいます。

 説明すれば大体理解できているのに、試験であれほど点数が低い原因はこれかとよくわかりました。他の教科でも似たようなミスをしているようですが、特に数学で多いのは苦手意識が強いからでしょう。余裕がなく平常心を失って焦って問題に取りかかるから、余計にミスをしてさらに間違いが多くなるという悪循環にはまっているようです。まずは落ち着いて取りかかること、問題をよく読むこと、解き始める前にちゃんと内容を整理して考えることなどを、身に付けさせていかなければなりません。

 問題は娘のやる気がどこまで持続するかです。とにかく飽きっぽいので。とりあえず目標の公立高校に来春合格したらデジカメを買ってやるという約束をしました。こういうのは邪道だと思うのですが、なにせ物欲の権化の娘はモノで釣ってやる気を起こさせるのが一番なのです。