幹事クリタのコーカイ日誌2008

[ 前日翌日最新今月 ]


 
1月30日 ● 絵心は誰にでもあるのか。

 知人が「ホームページを作ったので見てくれ」と言うので、一体どんなサイトを作ったのかと思って見に行ったら、なんと知人が描いた絵がずらずらと並んでいるギャラリーでした。アートが好きだというのは知っていましたが、自分でこんなに描くとは思っていなかったのでちょっとびっくり。僕は絵の専門家ではないので、あまりどうこう評論はできませんが、素人が暇つぶしに描いたにしては面白い作品だなと思いました。

 よく「絵心がある」と言いますが、絵は誰にでも描けるし、好きで描く心さえあればみんな「絵心がある」と言って良いのかなぁと、この知人の絵を見て思いました。もちろん学校で専門的な教育を受けた人と、全く我流で好き勝手に描いている人とでは、専門家から見たら全然違うのかも知れませんが、山下清だって我流です。でも「絵心がない」とは誰も言いません。テクニックはなくてもハートがあれば、その絵には力があるものなんだろうと思います。

 我が家では娘が絵を描くことが大好きで、幼い頃からずっと絵画教室に通っています。僕も幼い頃はやはり絵画教室に通っていたので、小学校低学年まで絵は得意分野でした。残念ながら小学校高学年になると興味がスポーツと文学に向かってしまったので、それ以来「絵心」は捨ててしまったのですが、いまにしてみれば、あのまま絵を描き続けていれば良かったなと思います。絵を描く心を持ち続けている知人には、ぜひ今後も創作活動を続けてもらいたいものです。もっともそうしているうちに「絵を勉強したい」という気持ちが芽生えてくるかも知れませんが。我流は本格を超えることはできないですからね。

 ちなみに僕は絵よりもテニスを改めて習いたいと最近思っています。もちろん今までも随分と理論は勉強してきたのですが、やはりテニスですから体を使って覚えてナンボです。24年ぶりにスクールに入ることも視野に入れてどう学ぶか検討中です。「テニス心」はますます旺盛なので。