幹事クリタのコーカイ日誌2008

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1月2日 ● 「紅白」から「かくし芸」まで。

 毎年のことですが、大晦日の夜から元日の夜まで、ぼんやりとぬるーい感じでテレビを見ていました。その感想をあまりまとめずに残しておきます。

 大晦日は紅白だけでした。裏番組を例年のようにザッピングすることもなく紅白一本。とりたてて事件が起きるわけでもなく、淡々と進んでいく紅白を淡々と見ていました。もちろん紅白ですから突っ込みどころはいくつもあったのですが、見どころは少なかったですね。いきなり美川憲一で始まるのはいかがなものかとか、米米クラブの対戦相手がAKB48とリアディゾンと中川翔子の3組まとめてというのも妙だなぁとか、薬師丸ひろ子はNHKホールではなく東京タワーからの中継レポーターと言うのは「えー?」と不満に思わなかったんだろうかとか、最後に阿久悠特集は良いんだけど、あれでは演歌ばかり作っていたみたいだから選曲をもう少し考えて欲しかったなとか。

 五木ひろしの髪についたままの紙吹雪の違和感をこらえながら見終わって、集計に入る前にいきなり『世界にひとつだけの花』って?と思いませんでしたか?あれでは白組の勝ちにダメ押ししただけじゃん。そもそも白組歌手の中居が紅組の司会というのも矛盾しているし。もはや紅白の対決なんて本当にどうでも良くなっていますが、一応そのあたりにはもう少し気を使ってもらわないと、見ている方はますますバカバカしいと思わされてしまいます。

 紅白が終わって白川村からの「ゆく年くる年」をチラッと見てからジャニーズでカウントダウン。今年の司会進行はKinKi Kidsではなく嵐かぁ。彼らが中間管理職になったということか、キンキが偉くなってしまったということか。会社に例えるならKAT−TUN、関ジャニやNEWSらが若手社員で、タッキー&翼や嵐が係長、V6が課長、キンキが部長というところ。TOKIOは専務取締役で、SMAPが社長、少年隊(ヒガシだけか)が会長で、マッチは相談役。

 最後の方でその東山会長が出てきたのにも少しビックリしましたが、歌ったのがアレじゃあねぇ。トリオ・ザ・シャキーンのヒガシとして登場したのは会長の遊び心?それにしてもあの衣装はまるで往年の京唄子だなぁ、なんて若いジャニーズファンは知らないから構わないのかな?それからNHKのさだまさしを見て、カウントダウンTVを見て、ようやく眠くなったので寝ました。

 元日はお笑い芸人がバカなことをやってそうな番組を選んでフジテレビと日本テレビを適当に行き来していました。元日の昼間は生放送でどうでも良いような番組を見るに限ります。ドラマなんて疲れて見ていられませんからね。TOKIOのメンバーがいろいろと頑張っていました。国分太一は本当にトークの勘が素晴らしい。専務なのにエライなぁ。

 夜は「格付けチェック」を録画しながら「かくし芸」を見ることに。かつてクレイジーキャッツやドリフが頑張っていたナベプロタレント総出演のかくし芸大会も、すっかり世代交代してしまいました。東軍キャプテンがマチャアキで西軍がネプチューンというのはバランスを欠いています。マチャアキはもうかつての森繁みたいなものですから、審査員にまつりあげた方が良いんじゃないでしょうかね?もっとも後継者に仕立て上げようとされている中山ヒデがいまいちタレントとしての格も華もないだけに、マチャアキをやめるにやめさせられないのかなとも思いました。

 歌とお笑いというのは年末年始の番組の中心線です。こたつにミカンには一番相性が良いですから。