幹事クリタのコーカイ日誌2008

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1月1日 ● 一番の読者は書き手である自分。

 あけましておめでとうございます。

 1996年から延々と11年以上も書き続けているこの「コーカイ日誌」ですが、誰のためでもなく自分のために役立っていることを痛感している今日この頃です。改めて自分で読み返して、当時の世相もわかるし、自分がどんなことに関心をもって生きていたか、また自らの身の回りに起きたことの確認もできます。まさに「日記」です。もちろん、ここには書けないこともたくさんあるのですが、内容が書けることだけだとしても、自分が読めばその裏にあった出来事も思い出せるわけですからね。

 つまるところ、この「コーカイ日誌」を一番面白く興味深く読んでいるのは自分であり、想定しているメインの読者も未来の自分だということです。1年後とか5年後、10年後の自分が読み返して「面白い」と思ってくれれば良いのです。またそれくらいの「ゆるい」感じで書かないと、疲れて毎日なんてとても書いていられません。お金を貰って書いているわけではないのですから。

 それにしても自分の仕事で書いている「コピー料」に換算したら、この「コーカイ日誌」はいくらになることやら。計算すると虚しくなるからしませんが、凄い金額になることは間違いありません。逆に考えれば、ここに毎日書くことが、本業のトレーニングにもなっています。必ず1日1回はこのくらいのボリュームの文章を書くというのは、スポーツ選手が毎晩ランニングをしているようなものです。

 単なるランニングでは例えそれがイチローであってもお金は貰えませんが、お金を貰うためには必要な運動です。それと同じことだと思えば、こうやって毎日くだらないことを書いているのも、なかなか悪くないトレーニングです。

 毎日読んでくださっている方にしてみれば「トレーニングかい!」と突っ込まれそうな不遜なことを書いて申し訳ないばかりですが、それくらいの気持ちじゃないとなかなか長年にわたって毎日書き続けるのも辛いものなのです。ですので、そんなことでも良ければよろしくお付き合いのほどお願い申し上げます。