幹事クリタのコーカイ日誌2007

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12月17日 ● 奇跡の大逆転劇。

 昨日は久しぶりにテニスの試合に出ました、と言うと、多分「おいおい、いつもテニスばっかりやってるじゃないか!」と突っ込みが入りそうですが、今年の秋はなかなか予定が合わずにほとんど試合には出ていなかったのです。冬になってようやく試合に出ることができました。

 昨日は団体戦で、しかもミックスダブルスを2本やって、もし1勝1敗になった時は男子ダブルスで決着をつけるという形式。当然、まずミックスで最低1勝はしなくてはいけません。と言っても、かなりレベルが高い試合で、コーチクラスがごろごろいて、そう簡単に勝たせてもらえそうにありません。見回したところ、我々のレベルは今回参加している24チームの中で多分20番台ではないかと思えました。

 ただくじ運には恵まれていて、初戦はよく試合で顔が合う他のサークルのメンバー。勝てるかもと思ったのですが、残念ながら2本とも負けてあっさり敗退、コンソレ(敗者によるトーナメント)に回ります。コンソレ1回戦も1本目の僕の試合を競り負けてしまい、さらに2本目のペアも0-5まで追い込まれて大ピンチ。「まだまだ逆転できる、頑張れ!」と応援してはいましたが、この時点で午後3時過ぎだったので「これから家に帰って買い物に行けるな」と内心思っていました。

 ところが、ここから我々のチームのペアがどんどん盛り返したのです。恐らく相手が絶対的なリードを奪ってホッと安心して気が抜けたのと、こちらが開き直ってガンガン攻め始めたのが良かったのでしょう。あれよあれよと追いついてきて、気づけば6ゲーム連取しての逆転勝利。まさか本当にやってしまうとは驚きました。

 続けて男子ダブルスに入ったのですが、いま大逆転負けを喰らったばかりの相手は顔面蒼白。ショックで立て直そうにも立て直せません。このゲームをあっさり我々がとって、まさに「奇跡の大逆転劇」を作ってしまいました。

 この試合で勢いに乗った我々は、次に当たった19才ばかりのヤングチームも1勝1敗になってまたも男子ダブルス勝負で退けて、なんとコンソレながらベスト4進出を果たしたのです。残念ながら、ここまで上がってくると相手の実力もかなりのものになってきますので、コロッと準決勝では負けてしまったのですが、終わった時には夜6時半を回っていました。買い物どころではありません。

 もっとあっさり負けて帰るはずが、こんな時間までテニスを楽しめて、しかもレベルが高い人たちとガンガン本気で試合できたのですから、買い物は行けなかったけど十分満足しました。