幹事クリタのコーカイ日誌2007

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12月10日 ● ハムスターの死。

 2年前に飼い始めた娘のハムスターが先日死んでしまいました。朝起きたらゲージの中で腹を出して動かなくなっていたのです。最近あまり動かなくなって元気がないな〜とは思っていましたし、なにせハムスターの平均寿命は3年だそうですから、そろそろかと覚悟はできていました。

 このハムスターは2匹目でした。最初の子は娘が嬉しくていじりまわしたせいで、ストレスで4日で死んでしまったからです。ショックを受けた娘は、次の子は全然触らずにそっと見るだけにしていたら、全く人に慣れない野生のままに育ってしまいました。

 本来なら「手乗りハム」にするのが夢だったのに、触ろうとすれば暴れるし噛み付く乱暴者(育てた娘にそっくり)になってしまったために、娘も「あんまり可愛くない」とますます関係は疎遠になり、一緒に暮らしていても心は離れ離れの「家庭内離婚」状態のままの2年でした。

 そういう意味では娘にとって不幸な「人ハム関係」だったと思いますが、ハムスターの立場からすれば、あまり手厚く面倒を見てもらえなかったものの(餌や水が底を突いていたことも数度あったと思います)、好き勝手やりたい放題の人生ならぬ「ハム生」だったのですから、ある意味幸せだったのかも。安らかに昇天したことと思います。

 さて問題は次にハムスターをまた飼うかどうかということ。施設一式は揃っているので、ハムを購入するだけですからコストはかからないのですが、娘としては次こそ理想的な「人ハム関係」が築けるのかどうか懐疑的なようです。世話をする面倒さ大変さも身に沁みているだけに、家庭内離婚状態を繰り返すことは避けたいし、なにより2年前と違ってハムスター以外にもいろいろと楽しみを見つけてしまったので、独身を謳歌するのも悪くないと考えているみたいです。