幹事クリタのコーカイ日誌2007

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11月16日 ● ガス爆発事故は他人事ではなかった。

 13日の朝に愛知県尾張旭市で起きたガス爆発事故。全国ニュースでも流れて、僕も「報道ステーション」でじっくりと見たのですが、巻き込まれた周辺住民の被害が大変で思わず同情してしまいました。

 とにかく爆発の衝撃が凄まじく、マンションは立入禁止で住民は避難するしかないし、周りの民家も窓ガラスが割れたのはもちろん、天井が落ちたり壁が湾曲したり壁にいくつも穴が空いたりと、大変なことになっていました。「悲惨だなぁ、誰がこれを補償してくれるんだろう?」なんて言いながらニュース映像を見ていました。

 ところが、テニス仲間で仕事仲間であるSさんの家が、なんとこの爆発したマンションの道を挟んだ向かい側なんだそうです。モロに爆風を受けた被害がもっとも酷い1軒のうちのひとつ。その話を具体的に聞くと、爆発の凄まじさがよくわかります。

 壁には銃撃を受けたようにコンクリ塊が突き刺さった穴が空き、ガラスは当然全部割れ、壁が爆風で膨らんでしまっているんだとか。システムキッチンは衝撃で壁から離れているし、トイレのタンクは割れて水は噴き出すし、もちろん風呂には入れないし、家全体が歪んでしまって、建て替えするしかない状態なんだそうです。

 幸い2階の一部の部屋が無事だったので、そこで寝泊まりはできるらしいのですが、家の中はガラス片が散乱しているので靴を履いてしか歩けないんだそうです。ただ衝撃が一瞬だったので、地震のように家具が倒れるということはなかったそうで、それがまだ不幸中の幸いというところ。

 Sさん曰く「ガス爆発事故なんて他人事と思っていたけど、まさか自分の身に降りかかるとは」だそうで、いや、実際誰でもそう思っていることでしょう。Sさんは会社を変わったばかりのところだったのですが、いきなりプライベートでこんな事故に遭遇してしまっては、公私ともに大変です。しばらくテニスもできないかもということで、かなりご同情申し上げてしまいました。