この夏から秋の僕の健康上のテーマは「早起き」と「ダイエット」でした。ところが順調にいっていたのは１０月上旬までで、一度風邪をひいて「寝る」「食べる」に重点を置いて健康回復に専念して以来、その安楽な生活スタイルから抜けられなくなってしまいました。

　早起きとダイエットは重要な関連があります。早起きするためには早寝をしなくてはならず、早寝をすると夕食後にお腹が空かないので夜食間食が減ります。僕がどうしても夜中にお腹が空いてしまうのは、午前３時過ぎまで起きているからなので、ダイエットのためにも早寝するに限るのです。

　ところが風邪を引いて早起きできずにゆっくり朝寝をしてしまうと、夜がどうしても眠くなりません。子どもの頃から寝付きが極端に悪かったので、眠くないのに寝ようとしても全然無理。仕方なく眠くなるまで起きているから、その間にお腹が空いて、ついつい何か口にしてしまうという悪循環に陥ってしまいました。

　結果、すっかり元の黙阿弥な生活習慣に逆戻りした上に、ここのところの冷え込みがますます早起きを妨げています。冬は朝起きるのが辛いし、運動不足にもなるしで、毎年確実に太ります。１年の中で最も体重が多いのが３月で、少ないのが９月です。これから太る季節になると言うのに、その前から太っていては話になりません。

　また早起きはテニスの試合で朝弱いことの反省から始めたのですが、冬になってもテニス大会はありますから、こちらも続ける必要があります。寒い季節だけに、夏以上に早起きして体を温めておかないと動けないだけではなく怪我する可能性まであります。怠けているわけにはいかないのです。

　とは言え、ストイックに「早起き」「ダイエット」を真冬に続けていけるかどうかは、実はあまり自信が持てません。宴会で夜更かしすることも多いし、ご馳走を食べるし、イベントは多いしで、完全にアゲインストの風が台風並みに吹いてきます。ピンチです。