幹事クリタのコーカイ日誌2007

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11月7日 ● 娘の音楽会。

 昨日、娘の中学校の音楽会がありました。娘の中学はこの音楽会に妙に力を入れていて、なぜか学校の体育館ではなく、毎年名古屋市公会堂を一日借り切って、保護者も呼んでクラス対抗の合唱大会を中心に大々的に開催されるのです。こんな大がかりな音楽会を公立中学が開いているところも多分珍しいと思います。

 娘は吹奏楽部の演奏もあるので、この音楽会にはことのほか力が入っていて、去年も今年も「絶対見に来てね」と言われていたので、仕方なく見に行きました。なんでも今年は「選択音楽」の授業で琴の演奏もやるということで、合唱と吹奏楽部とトータル3回も出演です。忙しいことです。

 合唱は前評判通り(?)娘のクラスは全然声が出ずダメでした。去年のクラスでは最優秀賞を獲得しているし、ソプラノリーダーであり、全国レベルの合唱部の兄を持つ娘としては気張っていたのですが見事に撃沈。また琴の合奏もなんだかかなり怪しい「さくらさくら」だったのですが、何とか乗り切ったという感じでした。

 毎日練習している吹奏楽部の演奏は、さすがに上手になっていました。クラシックからジャズ、ディズニー映画の曲まで幅広い選曲で5曲。決して中学の吹奏楽部として格別レベルが高い方というわけではないらしいのですが、春に聞いた時に比べたら半年分の上達はしっかりと感じ取れました。

 毎年、この音楽会を最後に3年生は引退することになっているので、先輩と一緒にできる最後の演奏ということでより力が入るらしく、それがまた良い演奏になっているのでしょう。ディズニーの時にはみんなで被りモノをしたりしてスタンドプレーをするなど「魅せる」ことにも力が入っていて、なかなか感心しました。

 それにしても見に来ているお母さんたちの力の入っていること。中学生の子どもがいる母親というのは、中心は30代後半〜40代前半だと思いますが、みんなバッチリとドレスアップして、ビデオカメラを三脚に取り付けて撮影です。僕たちの時代の「お母さん」とはかなり印象が違います。中にはセレブ奥様風(じゃなくて、本物のセレブ奥様も多い学区なんですけど)やら、現役(お局)OL風やら、クラブのママ風やらもいて、そちらのウォッチングもちょっと面白かったです。