幹事クリタのコーカイ日誌2007

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10月31日 ● 赤坂晃のパラダイスはどこに?

 元光GENJIのメンバー赤坂晃が覚醒剤取締法違反容疑で逮捕されました。ジャニーズ事務所は即刻赤坂の解雇を発表。マスコミに対して報道管制が厳しいジャニーズ事務所ですが、解雇したタレントとなるともはや守ることはないので、今後は週刊誌等で書かれ放題になることでしょう。

 ただちょっと不思議なのは、赤坂が覚醒剤を持っていることをどうして警察が知っていたのか?普通いきなり路上でタレントを職務質問したりはしないでしょうから、当然どこかから情報を得てマークしていたことは間違いありません。しかも、こうした場合、赤坂1人だけではなく、ジャニーズ事務所の他のタレントにも覚醒剤が蔓延している可能性があります。では、警察は赤坂を皮切りにジャニーズ事務所の強制捜査をするのでしょうか?僕は多分これ以上は捜査は広げられないと思います。

 ここからは完全に僕の憶測ですが、もしジャニーズ事務所のタレントの数人が覚醒剤を所持していたとして、その情報を元に警察が事務所の内偵を進めたとします。それに気づいたジャニーズ事務所としては、全員を守りきれないのなら、誰かひとりをスケープゴートとして警察に差し出すことで、他のタレントを守り事件の幕引きを図る、そういう取引が事務所と警察の間で行われたかも知れません。

 赤坂と親しいジャニーズのタレントが誰なのかは知りませんが、もしそれが世代的に近いSMAPやTOKIOのメンバーだったら大変です(赤坂34才、山口、中居、木村が35才、稲垣34才、草なぎ、国分33才)。大スキャンダルになるし、事務所の打撃も測りしれません。その点、赤坂ならこのまま事務所に置いておいても「元光GENJI」として懐メロを歌うくらいしか使い道がないですし、他の主演級タレントとバーターでドラマに押し込む手間もかかります。一番クビを切りやすい所属タレントであったことは間違いないでしょう。

 もちろん事務所としては赤坂を解雇するにあたっては、相当の口止め料を払ったのではないかと思います。まあ覚醒剤仲間が本当に事務所内にいるかどうかはともかく、ジャニー喜多川のホモセクハラ行為については裁判でも事実として認められていることですし、またぞろそれを蒸し返されるだけでも困るでしょう。

 かつて元フォーリーブスの北浩次が『光GENJIへ』という暴露本を出したように、今度はその光GENJIの赤坂が『関ジャニ∞へ』とか書きそうです。すでに早速その企画を持ち込もうとしている連中がいることでしょう。ジャニーズ事務所に切られて前科者になる赤坂晃には、芸能界で生き残る道はほとんど残されていません。彼の「パラダイス銀河」はどこにあるのでしょうか?