幹事クリタのコーカイ日誌2007

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10月29日 ● 目論見通りに札幌で1勝1敗。

 はい、と言うことで、中田が見事に日本ハム打線を抑えて昨日僕が書いた通りにポイントとなる2戦目を勝利。1勝1敗のタイに持ち込みました。これで十分です。後は名古屋で3タテして二度と札幌には戻らないつもりです。いや、落合監督がどう思っているか知りませんが、僕の目論見はそういうことです。去年の裏返しをしなくては雪辱とは言えませんから。

 第1戦は負けはしたものの、明らかに野球の内容は中日が上回っていました。ダルビッシュとセギノールの個人技だけが光った日本ハムに比べ、優れた個人が集まってチームとして機能していた中日の方が2戦目以降希望があると思い、実際その通りの8得点。「アライバ」の活躍は言うまでもありませんが、ウッズと立浪を除く脇役陣がしっかり繋いで着々と得点を重ね中日の野球を実践しました。

 それと谷繁のリードが素晴らしい。1戦目ですっかり日本ハム打線の攻め方を見つけたのでしょう。セギノールの一発以外は完璧に抑え込んでいます。レベルの低い投手が投げるとさすがに谷繁の要求通りにはいきませんが、あるレベル以上の投手が出てくれば、集中打を浴びる心配はありません。

 問題は当たりが止まっているウッズと立浪ですが、ウッズは名古屋に戻れば打ち出しそうな予感がしますし、立浪は本来の代打に戻るから心配はいらないでしょう。後は3戦目、4戦目の先発を誰にするか。普通に考えれば朝倉、山井、小笠原のうちの2人を投げさせて5戦目で川上に戻るところですが、落合監督にまた意外な策があるかどうか楽しみです。

 逆にヒルマン監督は3戦目を落としたら中3日でダルビッシュを投げさせるかも知れません。そうすれば、さらに中3日で7戦もダルビッシュに投げさせられますからね。昔の日本シリーズではエースは1、4、7戦に先発したものです。そんなスクランブル登板をダルビッシュにされた時が一番中日にとっては怖いかも。