幹事クリタのコーカイ日誌2007

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10月13日 ● クライマックスシリーズ予想。

 今日からセ・リーグのクライマックスシリーズ第1ステージとパ・リーグの第2ステージが始まります。パ・リーグは日本ハムの本拠地札幌ドームに千葉ロッテが乗り込んでの5戦、そしてセ・リーグは中日の本拠ナゴヤドームに阪神が乗り込んでの3戦勝負。どちらも本拠が有利とは思いますが、勝負事だけに蓋をあけてみるまではわかりません。

 日本ハムとロッテは戦力的には互角と思います。短期決戦ではやはり先発投手の力がモノを言います。第1戦の予告先発はダルビッシュと久保。エースの存在感としてはダルビッシュの方が上ですが、ロッテにはこの後に小林宏、渡辺俊、成瀬とコマが揃っています。ソフトバンクとの第1ステージを勝ち上がった勢いと、打線のつながりを考えても、ロッテの方が有利かと思います。後は札幌という地の利がどこまで日本ハムに追い風になるか。僕の予想では3勝2敗でロッテとみます。

 セ・リーグは中日が万全なら絶対有利だと思っていました。阪神はJFK依存体質ですが、長いペナントレースではともかく、3戦勝負では先発投手が打ち込まれて宝の持ち腐れになる可能性があります。川上、中田と阪神戦に強い中日の先発陣が阪神打線を抑え込んでしまえば手も足も出ません。

 ただ中日の心配は故障者が多いこと。長期離脱の福留の穴を埋めてきた中村紀も腰痛でダウン。外野の守備を補ってきた英智も離脱、井端も故障を抱えて全力プレーができるかどうか不安です。ますますウッズ一人にマークが集中してしまうと、なかなか打線に火がつきません。

 対する阪神はシーズン終盤の失速をバネにして燃えていることでしょうし、短期決戦ならではの投手起用として先発が崩れれば久保田を前半から投入することも考えているようです。先発が3回、久保田が4〜5回、ウィリアムズが6〜7回、藤川が8〜9回と投げれば、先発の弱さもカバーできるだけに、中日はいかに阪神先発を打ち崩してしまうかが鍵を握りそうです。まあ僕の予想では中日2連勝ですけど、初戦を川上で落とすと逆に阪神2連勝もありそうな気がします。

 いずれにしても東京ドームで待ち構える巨人が一番有利なことは間違いありません。日本シリーズは巨人とロッテの関東決戦になりそうな予感がしますが、果たしてどうなることやら。