幹事クリタのコーカイ日誌2007

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9月17日 ● 不屈のテニスバカ精神。

 昨日は朝から雨が降ったりやんだりの怪しい空模様。午前中には尾張東部に「大雨洪水警報」まで出されていました。しかし、雨が上がることがあるならテニスをやろうというのが我々のサークルの基本姿勢なので、もちろんこんな日でも集合です。幸い開始時間には雨が上がっていたので当然やれるものと思ったら、昨日使用する予定のコートを管理している公園事務所が「今日はコート使用中止」と言うではありません。

 向こうの言い分は午前中に雨がたくさん降ってコート整備ができていないから中止だと言うことですが、コートに水が浮いているわけでもなく太陽も出ているのですから、何の問題もなくできるはずです。僕はかなり腹が立って厳しい声で「雨も上がっているんだし、これだけメンバーも集まっているんだから使わせろ」と交渉しますが、敵も頑として首を縦に振りません。他の公営コートならどこでも使わせてくれると言っても「こちらはたくさん雨が降ったから」と言うばかりで埒があきません。

 そもそもこの公園事務所は実にお役所体質で、使用者のことよりも自分たちが楽することしか考えていないようなところが以前から多々見受けられます。それにしても晴れ間が出ているのにコートを使わせないというのはさすがに納得がいきません。高校時代の親友がこの公園の監督官庁である県の土木局にいるから、思わず電話して抗議しようかと思ったくらいです。

 ともあれ、許可なく勝手に使うわけにもいかないので、集まったメンバーと相談。とりあえずこんな天気だし他のコートでキャンセルが出ているのではないかと電話してみたところ、車で10分くらいのところにある別の公営コートに2面4時間空きがあるとのこと。こうなったらぐずぐずしていても仕方ないので、急いでメンバー全員移動です。

 そちらのコートに着いていざテニスを始めたら、30分後にはまた雨が降り出しました。いったん中止して様子を見ていたら、そのうち雨は上がったのでまた再開。2、3回そういう状態を繰り返しながらも、何とか夕方まで断続的に降る雨の中でテニスを4時間たっぷり満喫しました。

 雨の中、しかも急なコート変更にも関わらず当初の参加予定者の7割以上が集合。さすがみんなわかっています。テニスなんてやる気になれば少々の雨など関係なくできるんです。まあボールは水に濡れてしまうと使いモノにならなくなるので捨てることになり、少々不経済ではありますが、それよりも折角テニスできると思って集まったのに、そのメンバーの情熱を無為にしなくて良かったと思いました。