各種メディアの調査では、今回の参院選は自民惨敗、民主圧勝の予想のようです。まあこれだけ自民党がエラーだらけで守備ボロボロでは、民主党はなにもせずに家に引きこもっていたって勝てそうなものです。と言うか、あまり外に出て受け狙いで喋り倒すと自民党政治家同様に失言をしそうだから、じっとしていた方がいいかも。所詮、民主党といっても、大半は自民党「小沢派」みたいなものですからね。

　あまり自民惨敗の予想が繰り返されると、逆に自民党に投票する層が増えそうな気もしますが、それにしてもまあ自公で過半数維持というのは苦しいことでしょう。その時に安倍首相が退陣するかどうかですが、参院の話ですからよほどの惨敗でない限りは退陣はないでしょう。結局「自民党にお灸をすえる」というよくある参院選の風景に終わりそうな気がします。

　万が一、逆バネが効いて自民党が負けなかったら（負けではないという定義は何議席かということはありますが）、これはちょっと怖いです。これだけエラー続出してそれでも自民党が負けないのなら、もはや何をやっても大丈夫、安倍はやりたい放題です。一気に改憲と消費税アップに走ることでしょう。年金とか格差の問題なんてどっかにいってしまいそうです。

　まずは投票率が上がることですね。自公両党は投票率が上がれば負けると思っているようですが、それっていかにも一部団体の利益代表であることを自覚しているからであって、政党としてはみっともないと思わないのかなぁ。まあ労組の組織選挙に頼る一部の民主党候補も変わりはないですけどね。みんなが投票に行くことで、政治に対する関心も高まるし、政治家に対する目も厳しくなるのですから。日本を良くしたいのなら、まず投票に行くことからです。丸川珠代のように投票にも行ってないのに、選挙に出るなんて厚顔ぶりは信じられません。