幹事クリタのコーカイ日誌2007

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7月21日 ● オールスター戦。

 昨晩は早く家に帰ったのでプロ野球のオールスター第1戦を見ました。子どもの頃は夏休みとともに始まるオールスター戦と言うのは本当に楽しみで、テレビの前に陣取ってわくわくしながら見ていたものですが、大人になってからは知らない選手も多く「どこがオールスターなんだよ」と突っ込みながらの観戦になってしまっています。

 特にここ数年はメジャーリーグへ一流選手が流出していることと、セパ交流戦が行われるようになったため、ますますオールスター戦の「特別感」が失われてしまっています。

 それでも今年のオールスター戦は比較的粒が揃っていたと思います。特にセの投手陣は圧巻でした。先発の上原から始まって、高津、林、木塚、岩瀬、黒田、久保田、クルーン、藤川と1イニングずつ9人が投げて、初回先頭の西岡の内野安打1本だけに抑えました。上原以外の8人は全て3人で片付けるパーフェクトピッチング。これだけ全員が気迫のこもった投球をしたのは長い間オールスター戦を見ていますが初めてです。

 パの投手陣も悪くはありませんでした。特に先発のダルビッシュと4人目の小林宏は素晴らしい出来でしたが、力勝負を挑んだ馬原がウッズ、ラミレスに打たれたので仕方ありません。前田や森野もホームランを打ちましたが、やはりヒーローはMVPの2ランを放ったラミレスと、そのきっかけを作った2塁打のウッズです。

 それにしてもイチローや松井秀、松坂のいないオールスター戦は地味です。メジャーに行っている選手も交えての真のオールスター戦はできないものでしょうか?例えばアメリカのオールスター戦と日程を重ねて、少なくとも向こうのオールスターに出られなかった選手は休みを利用して日本でプレーするとか。まあ現実には短い休みの間に日本とんぼ帰りをしたらきっと疲れてしまうから実現しないでしょうけど、たまには日本で彼らがプレーするのを見てみたいですよ。