幹事クリタのコーカイ日誌2007

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6月27日 ● ウィンブルドン開幕。

 ウィンブルドンが開幕しました。他のグランドスラムと違いウィンブルドンだけはNHKが放映権を持っているため、BS-hと地上波で1回戦から放送してくれるのはありがたいことです。また2週間にわたって寝不足の日々が続きそうです。

 男子シングルスはロジャー・フェデラーがボルグ以来の5連覇を目指します。ライバルはアンディ・ロディック、ラファエル・ナダル、ノバク・ジョコビッチということになるのでしょうが、ほぼ「鉄板」でフェデラーが優勝することでしょう。万一が起こるとしたら、故障もしくは体調不良を除けば早いラウンドで足元をすくわれること。3回戦のマラト・サフィン戦が鍵を握りそうです。

 予想が難しいのは女子。本命は全仏も制した第1シードのジャスティン・エナンですが、彼女の場合は体調による波があるのと、ウィンブルドンで優勝経験がないように芝への対応という意味では若干不利な面があります。また全仏ほどこの大会に執念を燃やしているわけではないのも「闘将」エナンだけにモチベーションの点でどうかなと思います。

 エナンに対抗するのは過去のウィンブルドンチャンピオンであり、芝を苦手としないマリア・シャラポワ、アメリー・モーレスモ、セリーナ・ウィリアムズの3人でしょう。中でもシャラポワはウィンブルドンに対して特別な意識を持っているので、エナンよりも優勝に近いかも知れません。セリーナはエナンと全仏に続いて準々決勝で当たります。このドローが吉と出るか凶と出るか。エナンには辛いドローです。

 穴は心境著しい全仏ファイナリストのアナ・イバノビッチとニコル・バイディソバ。2人とも大型で若い選手だけに勢いに乗ったら手がつけられません。そして大穴は故障で全仏をスキップしてこの大会に臨むマルチナ・ヒンギス。粘りあう体力はないだけに、展開の速い芝の方がヒンギスにはチャンスがあります。いま女子で一番見ていてワクワクするテニスをするヒンギスにぜひ勝ち残って欲しいと願っています。

 日本人選手では予選から勝ち上がった16歳の森田あゆみが注目です。杉山愛の後継者として期待されている将来の日本のエース候補だけに、1つでも2つでも勝って経験値を高めていって欲しいものです。後は杉山のダブルス2度目の優勝も可能性があるだけに期待したいと思います。


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