幹事クリタのコーカイ日誌2007

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6月25日 ● 大河ドラマ『風林火山』も中盤。

 大河ドラマ『風林火山』も折り返し地点にたどり着きました。この半年を振り返ると、個人的に印象に残るのは何と言っても主演の内野聖陽のこれまでのイメージを覆すワイルドさが驚きの1番、信玄を演じる市川亀治郎の剽軽な顔つきが2番、童顔なのに妙な迫力を醸し出す池脇千鶴が3番でした。

 しかし後半戦の顔は誰が何と言おうとGacktの上杉謙信につきます。すでに先週初登場しましたが、ほとんどゲームキャラ。完全にドラマの中で浮いていて『華麗なる一族』の将軍状態でした。もう出てきただけで「出たーっ!」と笑いが取れるものでした。

 今回の大河はキャストがジャニーズ系などのアイドルがほとんどおらずかなり渋めになっています。その分、俳優陣はみな腹から声が出ていて迫力のある時代劇らしさが漂っているだけに、余計にGacktのゲームキャラっぽさが地上から1mくらい浮いている感じです。

 今後はもちろん川中島の合戦がメインになってくるわけで、謙信の出番も増えてきます。Gacktが亀に斬りかかる有名な場面をどう見せるのか、今から考えただけでもワクワクします。この2人のルックスの噛み合わなさ具合ったらありません。亀は今川義元役の谷原章介と並んでさえ妙にちんちくりんでおかしかったのですから。


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