ＧＷ後半は義母の葬儀で終わってしまいました。５日夜の通夜から６日の告別式、初七日まで葬儀場に滞在することざっと２４時間。義母危篤の報から数えれば３日半。それだけ近親の死に向き合うことは何よりも精神的な負担が大きく、僕だけではなく家族全員ぐったりしています。

　ただ今回は僕は喪主ではありませんでしたし、何より２年半前の父の葬儀を経験したお陰で余裕があったので、父の時に比べればやっていることは似通っていても、精神的負担は父の時の１０分の１程度です。もちろん実の親と義理の親であることを差し引いても、あの時のヨレヨレぶりに比べれば、今回はかなりまだ余力は残っていました。もちろん、その余力は家族の死というダメージを受けている義父、妻、義弟の分を僕がフォローすることで使いましたけど。

　それと、近親者の葬儀という非日常の中に放り込まれていても、世の中はそれとは関係なく動いているので、仕事でもサークルでもその他にも日常的なトラブルがいろいろとごく普通に舞い込んできます。それへの対応がまた負担になりました。

　ただ自分がこんな状態だから、もう少し気を遣ってくれ、と要求するのは、逆にこちら側のわがままなんでしょうね。それこそ相手にとっては関係ないことですし。どんな状態であれ、家族でもない他人に対しては、いつも通りにきちんと対応できなければ大人とは言えません。気遣いは他人に自分から要求するものではなく、相手の好意によって自然と受けるものですから。