我が家の地域では毎月第３金曜日が粗大ゴミの日だったので、昨日えっちらおっちらと旧マンションに残る家具の一部を粗大ゴミとして運び出しました。ダイニングテーブルとイス４脚、ソファ３点セット、小型のチェスト。それだけ出してトータル6000円。ゴミを出すのに6000円というのは高いとも思いますが、これを業者に処分してもらうと各8000円くらい取られるのですから、自分たちで道端まで運び出すくらいはやろうと思ってしまいます。

　何回も書いているように、この中でも特にダイニングテーブルセットは結構重厚な作りの良いモノで、まだまだ使えるのですが、表面に傷があるし１０年くらい使った古いモノなので値が付きませんでした。イスも革張りで座り心地も良いのに本当にもったいないなぁと思いながらも、泣く泣く粗大ゴミとして出しました。でも、もしかしたら近所の学生とか拾っていってくれないかなと期待していたのですが、後で見たらダイニングテーブルセットではなく小さなチェストだけ持っていかれてました。まああんな立派なダイニングセットは学生の一人暮らしの部屋には入らないし不要だろうとは思いますけどね。

　これだけ苦労して運び出しても、粗大ゴミはまだまだたくさん残っています。食器棚に鏡台に机にパソコンラックにＴＶボードにタンスが２本にキッチンストッカーに本棚４本。粗大ゴミとして出すチャンスは５月第３金曜の１回きりなので、とても全部は無理です。食器棚なんて大物はエレベーターに入れるだけでも大変なので、業者に頼むことにして、小型で運びやすいものを中心にもう１回何とか処分しようと考えています。

　僕は根が貧乏性なので、まだ使えるものを捨てるというのは本当に惜しくて、ついつい何とかならないかと考えてしまうのですが、結局何ともならないんですよね。家具は運ぶにもトラックが必要だし、力のある人手もいるので、おいそれと知人に譲ることもできませんし、もちろんネットオークションにも出せません。かと言って新居で使うにはさすがに古過ぎて合わないものばかりです。

　世の中「格差社会」だそうですから、こんな古いモノでもまだ使えるし、どこか引き取り手があるんじゃないかとこの半年いろいろ探してみましたが、意外と日本社会は豊かなようです。食器も服もテニスグッズも、余っているものはたくさんあるんですけどね。どこかには欲しい人がいるんじゃないかと思うのですが、リサイクルのシステムはまだまだ不十分みたいです。