幹事クリタのコーカイ日誌2007

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4月18日 ● 中年受け(?)の『プロポーズ大作戦』第1回。

 連日のテレビネタでどーもすいません。三平師匠になっちゃっていますが、息子が1億2000万円も申告漏れしていて本当にどーもすいません、って謝って済むようなレベルじゃないと思いますけどね。1億ってどうよ。

 まあ正蔵改めこぶ平(って、改めてないけど、もう正蔵は返上しちゃどうだい?)のことはおいといて、月9の新番組『プロポーズ大作戦』です。この懐かしいタイトルはもちろんかつて「フィーリングカップル5対5」で人気だったバラエティ番組から取ってきたそうです。いやぁ、あれは本当に人気企画でしたよね。僕たちの世代なら大抵見ていたし、学園祭の定番企画だったし。「お前って5番のタイプだよな」って台詞でわかってくれる人は同世代ですか?

 それにしても「大作戦」っていかにも古いです。昔の洋画の邦題でよく「○○大作戦」なんてありましたけど、それを彷彿とさせてくれます。まあこのドラマも実際にそういうタイプの青春ラブコメディですから、タイトルに合っていると言えば合ってるんですけど、山下智久と長澤まさみって人気若手スターを並べてこの古臭いタイトルはちょっと狙いすぎって気はします。ターゲットのF1層は本当に見てくれるんでしょうか?タイトルに惹かれた40代ばかりが食い付いたって仕方ないと思うんですけど。

 実際、我が家でこのドラマを見たのは僕だけ。高校生の息子はそもそも興味ナシだし、中学生の娘も「ふん、山Pか」と席を立ってしまい、更年期の妻は一緒に見ていて途中で寝てしまいました。若い頃にタイムスリップしてやり直せるなんて面白いじゃん、と喜んで見ていたのは「バック・トゥ・ザ・フューチャー」大好きの46才のオヤジだけです。でも長澤まさみ見て喜んでいるオヤジ代表ではないです。あくまでも企画に惹かれてですから。

 実際、ドラマの内容は中年が見た方が面白いかもと思わせるようなものです。そもそもまだ20代前半で「過去に戻ってやり直せたら」なんて、そんなに思うもんですか?だって若くて先があって、まだまだいくらでもやり直せる年頃じゃないの。やり直しがきかない年齢というのは40才過ぎてからだって。もっとも、この年になると高校生からやり直すなんて、ちょっとしんどいかもとも思いますけどね。やり直すなら結婚するところからでいいや、と言うのは多くの既婚者の本音でしょう。

 そんなわけで、主役の2人がやり直すには若すぎるという気もしましたが、高校生役を演じて何とかコスプレにならないギリギリの年齢ということでは仕方ないところ。妖精なんてメルヘンな役で久々出演の三上博史は微妙でしたが、それよりも微妙なのが花婿役で笑っているだけの藤木直人。今回の企画ではこのままボケた役で終わってしまいそうですが、本当に見せ場は来ないのか、藤木直人?かなり心配です。

 コメディとしてもう少しはじけていても良いかなとは思いましたが、全体にテンポは良かったし明るいし、脚本も演出もそこそこ頑張っている感じがしました。絶賛ではないですけど合格点ということで、次回以降も見るつもりです。


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