幹事クリタのコーカイ日誌2007

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3月14日 ● 『伊東家の食卓』最終回。

 昨晩は『伊東家の食卓』の最終回スペシャルでした。この番組も10年続いたということで、一時期は本当に人気番組で、視聴率も安定して20%以上を稼ぎ、我が家でも僕を除く家族3人が熱心な視聴者だった時期がありました。伊東家で取り上げられた「裏ワザ」を試すのを子どもたちが楽しみにしていた頃もありました。

 しかし、長年続けば同じレギュラー陣ではマンネリもするし、ネタも切れてくるわけで、視聴率の低下とネタ切れの危機に遂に最終回を迎えてしまったわけです。ネタ切れにより打ち切りという意味では局は違えど『トリビアの泉』に似通っていますので、恐らくこれからはトリビア同様にスペシャルというカタチで、時々放送することになるんでしょう。

 先ほども書いたように、僕自身は決してこの番組を好んで見ていたわけではありませんでした。番組で紹介される裏ワザと呼ばれる生活の知恵の貧乏くささがイヤだったし、ゲームも子供だましで本当にそれ面白いか?と思うことがしばしばでした。

 そして何より「良い家族」を演じているレギュラー陣の善人ぶった嘘臭さが嫌いで、もっと毒のあるコメントが聞きたいし、厳しい突っ込みが欲しいとずっと思っていました。まあ伊東家の家族構成は「サザエさん」を意識しているそうですから、毒がなく嘘臭いのもある意味仕方がないことだったのかも知れませんが。

 僕は何よりRIKACOが苦手で、あの何とも言えない「いい女」ぶった感じとか「遊んでいる姉御」風なところとか、「ナチュラル」を意識したメイクやファッションとか、彼女の醸し出している全体の雰囲気が「古臭い」と思っていました。そういうスタイルが通用するのは90年代まででしょ、と。

 例えば及川ミッチーが「王子様」キャラを演じているのは、一種のパロディですから面白いと思いますし、Gacktのナルシシズムも、芸能界におけるキャラ設定という意味では、デーモン木暮閣下と五十歩百歩だからOKだと思います。でもRIKACOは違います。あれはマジでいい女ぶって、毎回鼻に皺寄せて笑っているから、その臭気に僕は耐えられなくなってしまうのです。

 そんなに嫌いならなんで最終回だけ見てたんだよ、と言われそうですが、僕は「最終回マニア」なところがあって、特に過去をずっと振り返るような特集があると、ついつい熱心に見てしまうのです。昨晩はレギュラー陣の過去の映像を流してくれて嬉しかったです。三宅健の10年なんて、本当に少年が青年に変わっていく10年でした。

 だから同じく昨晩最終回だったNHK『クイズ日本の顔』まで、チラッと見てしまいました。過去にこの番組を見たことは2、3回しかないのに。でも最終回が栗原はるみって、どうよ、微妙じゃね?と思ったのは僕だけですか?そういうところも含めて「ザ・NHK」的で良いのかな?


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