幹事クリタのコーカイ日誌2007

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3月13日 ● 朝青龍初日から連敗。

 驚きました。大相撲春場所で朝青龍が初日から連敗。初日に負けただけでもニュースだったのに、2日連続とは本当にびっくりです。朝青龍が初日から連敗したのは小結時代の2001年名古屋場所以来、横綱が初日から連敗したのは1999年秋場所の貴乃花、若乃花以来だとか。それくらい珍しいことなのです。

 それも引退間近の弱い横綱が連敗したのとはわけが違います。今や全盛期の「平成の大横綱」です。当然、原因は場所前の「八百長疑惑報道」にあると誰もが思います。八百長疑惑によって朝青龍が緊張していつになく硬くなっているというのが今のところの大勢の見方だと思いますが、もちろんそんな好意的な人ばかりではないでしょう。

 週刊誌に八百長の仲介役とされた三段目の力士は、関取の付け人を外され東西の仕度部屋を行き来することができなくなりました。また関係者の出入りをチェックする世話人も、これまで以上に厳しく目を光らせているそうです。

 そういう対策が取られて八百長ができなくなった今場所で、いきなり朝青龍が連敗するようでは、やはりこれまでは「あった」のか、とファンに考えられても仕方ありません。ロクに稽古もしないと言われる朝青龍が、あれだけ勝ちまくるなんて納得がいかなかった人も多かったことでしょうから、むしろこの結果の方がスッキリとします。

 実際、この2日間の朝青龍の相撲は「完敗」です。いつもの鋭い出足もなければ、カラダのキレもなく、ただあたふたと相撲を取っているだけ。北の湖理事長は「地に足がついていない」と評しましたが、まさにそんな相撲内容でした。緊張で固まってしまってあんな相撲になったのか、それとも本気の朝青龍が所詮あんなものなのかはわかりませんが、このままでは朝青龍本人だけではなく相撲協会も窮地に追い込まれることは間違いありません。

 それにしても八百長の相談なんて、わざわざ仲介役の力士が仕度部屋を行き来して話をまとめるなんて目立つことをしなくても、今どきいろいろな通信手段があるだろうと思うのに、なんでそんなアナクロなことをしていたんでしょうね?証拠を残さず盗聴もされないようにということなんでしょうか?


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