幹事クリタのコーカイ日誌2007

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3月8日 ● 森野vs立浪vs中村紀。

 育成選手でも1軍のオープン戦出場を認めるというルール変更で、早速中日の中村紀がオープン戦に登場し、ソロホームランを放ちました。さすがにどん底からの再出発、早くも全開です。当然刺激を受けるのが去年レギュラーを立浪から奪ったばかりの森野。こちらも2安打を放ち存在をアピールしたそうです。

 落合監督はノリについては「そんなにいい状態ではない」とまだまだ辛口ですが、それでも内心はきっとにんまりしていることでしょう。森野を安心させず、また立浪を老け込ませないためにも、ノリの存在は格好の刺激になっているはずですし、もちろん控えでもノリがいれば絶好の右の代打の切り札になります。このままいけば僕は間違いなく育成選手から支配下選手に変更してくると思います。

 三塁手というのは二遊間と違って打ってナンボのポジションです。森野も2割8分20本塁打程度では困ります。ノリならきちんとレギュラーで使えば30本は打ちますからね。森野がボヤボヤしていると外野に弾き飛ばされてしまうことでしょう。立浪だって森野の代わりがノリでは自分の存在価値が薄れてしまいますから必死でしょう。森野にしてみれば酷な話です。立浪、中村紀というビッグネーム相手に定位置争いをするのですから。

 これで内野外野ともにレギュラー争いが激化してきたのは良いことですが、問題はバッテリー。捕手谷繁の後継者問題は中日のアキレス腱になりかねませんし、投手王国も中継ぎ陣に不安が残ります。先発の頭数も不足気味ですし、守護神岩瀬の「勤続疲労」の蓄積も気がかりです。好素材はたくさんいるのですから、うまく2、3人急成長してきてくれれば計算が立つんですけどね。

 今年からセ・リーグもプレーオフを取り入れたことで、最低の目標は3位ですが、これはまず大丈夫でしょう。ここ数年のライバル阪神も井川が抜けた穴は埋め切れていません。ヤクルトと巨人は3位争いがやっとでしょう。問題は短期決戦に弱い体質をどう切り替えて、プレーオフと日本シリーズを勝ち抜くかということです。落合監督に秘策はあるのでしょうか?なんとか立浪と山本昌が現役のうちに日本一を掴んで欲しいと切に願っています。


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