昨日の日曜日にリサイクルショップの人が旧居家具の処分の見積もりに来ました。引っ越しのシーズンなので大忙しだと言いながら、丁寧に見積もりをしていってくれたのですが、売れる家具はゼロ、全て荷物を処分すると約１８万円くらい料金がかかると言われてしまいました。

　実はちょっと前に別の業者に見積もりを出してもらったところ、やはり１９万円かかると言われ、ゴミの処分に約２０万円は払えないから片付けをもっと頑張ろうと決めたのですが、結局家具がどれひとつ値がつかないのでは、どこに頼んでも同じようです。

　リサイクルショップには「これだけ荷物があるのは珍しい。１回ではトラックで運びきれないので２回に分けて運ぶことになりますよ」と言われてしまいました。まあ家具はほとんど新しく買い直したので、そのまま住めるぐらいにモノが残っていますからね。

　それにしてもダイニングテーブル５点セットくらいは売れないかなと思ったのですが、「立派なものだけど大きな傷があるから無理」と言われてしまいました。確かにテーブルの目立つところに何カ所も傷がついていますが、これくらい食事をするには何の不都合もないのになぁと思ってしまいました。

　僕がそう考えていたのを察したのか、リサイクルショップは「うちによく来る外国人なら」と言い出しました。なんでも金がないから、ゴミとして処分するものをタダで欲しがる外国人がいるんだそうです。そいつがダイニングテーブルを欲しがっていたからちょうど良いかも、と考えたらしく、早速連絡を取っていましたが、その外国人は先月国に帰ったということです。強制送還されてしまったのかどうかはわからないらしいですが、そんな怪しいビンボーな外国人にすら使って貰えないとは、ちょっとダイニングテーブルが不憫になってしまいました。

　リサイクルショップと言っても、売れるのはごく新しくほとんど使っていないものばかりで、我が家のようにいくら良いものでも、使い込んであるようなものはダメだそうです。これだけまだ使えるモノがあるのに、全部ゴミとして処分されてしまんですから、やはり日本は豊かな国です。